切り方3「輪切り」

Photo by yucchi

輪切りはピーマン特有の形を活かした切り方で、見た目がかわいらしいのも特徴です。食感は強くなく、加熱すると柔らかく仕上がります。細めの輪切りはピザのトッピングに、太めの輪切りはピーマンの肉詰めに多く用いられている切り方です。

手順

3~4mmの幅に切る。

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ピーマンを3~4mmの幅で形を崩さないように切っていきます。肉詰めなど幅が必要な場合は、4cm程度の幅にざっくりと輪切りしてください。

切り方4「みじん切り」

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みじん切りはほかの具材となじみやすいのでピラフやドライカレーなどの料理に向いています。ひき肉に混ぜてピーマン入りハンバーグにするのもおいしいですよ。

【野菜ソムリエのワンポイントアドバイス】

稲吉さん:「ピーマン嫌いなお子さんがいるご家庭では、みじん切りにして苦味をごまかす、というママさんも多いかと思いますが、実はそれは逆なんです!ピーマンはみじん切りにすることで食感と香りが際立つため、むしろピーマン好きの方におすすめの切り方なんです」

手順

1. 3mmの幅で細切りにする。

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半分に切ったピーマンを縦に置き、細切りのときと同じように3mmほどの幅で切ります。みじん切りを細かくしたい場合は、2mmほどの幅で細めに切っておきましょう。

2. 3mmほどの幅でみじん切りにする。

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縦に細切りしたピーマンを横向きにし、3mmほどの幅に細かく切ります。今回はまとめてみじん切りにしていますが、切りにくい場合は半分に分けてからカットしてみてくださいね。

切り方5「角切り(色紙切り)」

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正方形のコロコロとした見た目が魅力の角切りは、色紙切りとも呼ばれる切り方です。ピーマンの角切りは食感を残しつつも、料理の邪魔をせず鮮やかな緑を料理に添えてくれます。一般的に、野菜炒めや和え物に多く用いられている切り方です。ツナやマヨネーズと和えたサラダにしてもおいしいですよ。

【野菜ソムリエのワンポイントアドバイス】
稲吉さん:「ピーマンは和え物のような加熱しない、または加熱時間が短い料理では独特の青臭さや苦味が残ります。ツナやマヨネーズと和えたサラダもシャキシャキ歯ごたえでおいしいですが、エビと角切りのピーマンをかき揚げにすると苦味も風味も抑えられおすすめです。 さらに一番苦味を感じないのは丸ごと調理すること。カットせずに魚焼きグリルで焼いておひたしにするといいです。表面が焦げやすいのでアルミホイルで包んで時間をかけて焼くと甘さを感じられおいしく食べられますよ」

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