鍋の形やサイズで選ぶ

鋳物ホーロー鍋は重量があるため、家族構成に合わせた使いやすいものをチョイス。鍋には片手と両手鍋の2種類があります。片手鍋は少人数用で、ちょっとした汁物を作るのに便利。両手鍋は、大人数の煮込み料理に適しています。

サイズと人数の目安については、わかりやすようカレーの量で紹介しますね。

サイズと人数の目安

  1. 直径16cm:1~2人用(カレー約3~4皿)
  2. 直径20cm:2~4人用(カレー約8皿)
  3. 直径24cm:4~6人用(カレー約12皿)
鋳物ホーロー鍋は重いので、必ずしも大は小を兼ねるということはありません。よく作る料理や食べる人数に合わせて、最適なものを選んでください。

手入れのしやすさで選ぶ

ここまで紹介したように、ホーローは錆びたり、焦げついたりすることが少なく、たいへん手入れのしやすい素材です。そうはいっても万能ではありません。表面がガラス質なので、たたいたり落としたりするのはNG。金属たわしやみがき粉でこすらないようにしましょう。

製品によって異なりますが、鉄鍋のように予熱して空焚きするのもNG。水を入れるか、食材を入れて火にかけます。基本的に煮物や炊き物用の鍋で、炒め物には向いていません。焦げついた場合は、水と重曹を入れて10分間煮沸。冷めてからスポンジで洗うときれいになります。

ポピュラーで有名。鋳物ホーロー鍋ブランド4選

1.【バーミキュラ】 オーブンポット ラウンド

アフィ挿入 14cm

ITEM

バーミキュラ オープンポットラウンド 14cm

¥13,800〜

サイズ:直径14×幅19×高さ11cm、深さ6.5cm 容量:1.08L 材質:鋳物ホーロー カラー:ストーン、ナチュラルベージュなど8色

※2024年6月28日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
バーミキュラは、名古屋市にある愛知ドビーが製造販売する鋳物ホーロー鍋です。同社は1936年創業の老舗鋳造メーカーで、日本製にこだわり、職人がひとつひとつ手作りしています。こちらは14cmと小さめの鍋ながら、ほかの製品と同じく、その機能は折り紙付き。

フタと本体が接する部分を精密加工し、密閉性を高めた「テーパーエアタイト構造」が、食材の水分や旨味を閉じこめてくれます。そのため、いま流行りの水を加えない無水調理はお手のもの。最小限の調味料を加えるだけで、素材本来の味わいを楽しむことができますよ。

愛着を持って大切に扱っていても、ホーローのコーティングは使い続けると傷んでくるもの。しかしバーミキュラは一生ものです。有料ですが、何度でも再コーティングしてくれます。8色のパールカラーが特徴のバーミキュラですが、そのときにカラーチェンジすることも可能なのです。

2.【シャスール】サブライム ラウンドキャセロール

ITEM

CHASSEUR(シャスール)サブライムラウンドキャセロール 22cm

¥32,159〜

サイズ(約):直径22.7×幅29.9×高さ14.9cm 容量(約):3.2L 重量(約):4.1kg 材質:本体・フタ/鋳物ホーロー ツマミ/ステンレス鋼 カラー:マロングラッセ、ブラックなど6色

※2024年6月28日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
シャスールは、ワインでおなじみのフランス・シャンパーニュ地方にある、アンヴィクタ社が製造している鋳物ホーロー鍋です。同社は1924年創業の老舗鋳造メーカーで、薪ストーブをはじめ、キッチンやバス用品などの鋳物ホーロー製品を作っています。

工場では鋳鉄の鋳造から磨き、ホーローの吹き付け、焼き付けまでを一貫生産。熟練職人が、ひとつひとつを丁寧に作りあげ、最後の検品も人の目による手作業です。検品をパスしなかったものは再度溶解され、新しい製品に生まれ変わります。原材料は100%フランス製というこだわりよう。

シャスールは、同じフランス製のストウブやル・クルーゼと比べると、日本ではまだなじみがありません。しかし品質や機能では引けを取らず、見た目がかわいいと主婦の間で徐々に人気上昇中。こちらは定番でロングセラーのラウンドキャセロールで、使いやすいことで定評があります。

3.【ストウブ】ピコ・ココット ラウンド

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STAUB(ストウブ)ピコ・ココット ラウンド 14cm

¥12,870〜

サイズ(約):直径14×幅18.7×高さ11.6cm(フタを含む) 容量(約):0.8L 重量(約):1.72kg 材質:本体・フタ/鋳物(黒マットエマイユ加工) ツマミ/真鍮 カラー:カンパーニュ、ブラックなど5色

※2024年6月28日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
ストウブとは、フランス・アルザス地方で創業された、老舗調理器具メーカーの社名&ブランド名です。ストウブといえば、鋳物ホーロー鍋のピコ・ココットが有名ですが、誕生は1970年代と比較的新しい製品。しかしいまや、世界中の料理人に愛される鍋として知られています。

もとはプロ向けに開発された調理器具ながら、その優れた機能が口コミで広がると、世界中の主婦の間でも大人気に。カラーやデザインなどのビジュアル重視の製品が多いなかで、いまでも無骨で堅牢、実用性で高い評価を得ています。もちろんそれは日本でも同じこと。

ネーミングに冠しているピコという、フタの裏についた突起がストウブの代名詞です。それによって生まれる「アロマ・レイン」効果で、料理がふっくらジューシーに仕上がります。価格は決して安くありませんが、ひとつは持っておきたい鋳物ホーロー鍋のトップブランドです。

4.【ル・クルーゼ】シグニチャーココット・ロンド

ITEM

Le Creuset(ル・クルーゼ)シグニチャーココット・ロンド

¥30,525〜

サイズ(約):直径22×幅30×高さ15cm 容量(約):3.3L 重量(約):3.7kg 材質:本体・フタ/鋳物ホーロー ツマミ/フェノール樹脂 カラー:チェリーレッドとオレンジの2色

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ストウブと人気を二分するル・クルーゼも、同じくフランス生まれのキッチンウェアブランドです。小さな村の鋳物工場からはじまり、古くからの製法にこだわり続けた結果、有名ブランドに。世界のシェフたちがこぞって使う調理器具で、料理好きな人が憧れる鍋のひとつです。

代表的な製品がココット・ロンド。黒ツマミのものはカラーが2色だけながら、銀ツマミのほうは10色ものカラーバリエーションがあります。とくに主婦をはじめとした女性からの評判が良い、キッチンに置いてあるだけで場が華やぐテーブルウェアです。

ココット・ロンドの鍋はなんといっても、ドーム型のフタが特徴的。研究に研究を重ねて作られたこのフタが、中の食材を熱と蒸気で包みこむのです。また堅牢さも自慢で、毎日使用しても、100年は持ちこたえるとされます。
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