ライター : nyaimoi13

ステンレス鍋ってどんなもの?

錆びやすい鉄にクロムを混ぜ、錆びにくくしたものがステンレスです。硬く丈夫で変形しにくく、長く調理に使うのに適しています。

ステンレス単層だと熱が伝わりにくいのがデメリットですが、アルミなど熱の伝わりやすいほかの金属を挟み多重層にしたものが登場しています。錆びにくく熱伝導率がよい多重層のステンレス鍋は料理に最適です。

ステンレス鍋のメリット

保温性が高い

ステンレス鍋は保温性が高く、煮込み料理にぴったりです。弱火でじっくりと熱を伝えていくのが得意と言えるでしょう。耐熱性や保温性が高く、水筒やタンブラーにステンレスが使われているのもその理由です。

錆びにくい

錆びやすい鉄にクロムを合わせ、錆びにくくした金属がステンレスです。水気の多いキッチンで長期的に使うなら、錆びにくいものがよいですよね。

変形しにくい

ステンレスは硬く丈夫で変形しにくい素材です。そのため、しっかりとお手入れすれば長く使用することができます。包丁やボウルなど、ほかのキッチン用品にもよくステンレス素材が使われていますよ。

アルミ鍋との違い

アルミ鍋は熱伝導がよく軽いので、気軽に扱いやすいのが特徴です。すぐにお湯を沸かしたい時には最適の鍋といえるでしょう。ステンレスと違い変形しやすいので、落としたり強い衝撃を与えたりしないように扱いには注意が必要です。

また、酸やアルカリに弱いため、酢や塩分濃度の高いものを長時間加熱すると鍋が傷んでしまうことがあります。調理したいものに合わせて鍋を選ぶことが重要です。
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