ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

卵1個だからアレンジしやすい!卵焼きのレシピ一覧

Photo by 稲吉永恵

甘め、しょっぱめ、白だし、めんつゆの4種類の味付けの卵焼きレシピです。手前の卵焼きが甘めの卵焼きで、左からしょっぱめ、白だし、めんつゆの卵焼き。甘めと白だしの卵焼きは、卵の色がきれいに仕上がりますよ。

卵1個のレシピなので、作りやすい量に合わせてアレンジ可能です。たとえば、卵2個なら、2倍にすればよいですよ。
卵焼きの味付け卵液の材料(卵1個分)ポイント
甘め・卵……1個
・砂糖……小さじ1杯
・塩……少々
卵の色がいちばんきれい
しょっぱめ・卵……1個
・しょうゆ……小さじ1/2杯
・塩……少なめのひとつまみ
ごはんに合う
色は茶色ぽい
白だし
(2倍濃縮)
・卵……1個
・白だし……小さじ1杯
・水……大さじ1杯
味付けが簡単
卵の色もきれい
めんつゆ
(2倍濃縮)
・卵……1個
・めんつゆ……小さじ1杯
味付けが簡単
色は茶色ぽい

きれいに巻くコツがわかる!卵焼きの作り方

Photo by 稲吉永恵

調理時間 10
ふわふわしっとり食感の甘い卵焼きは、大人からお子さんまで幅広い世代に喜ばれるひと品。焼き方のコツを押さえれば、失敗なくきれいに仕上がりますよ。甘め以外の場合も、卵液の分量をかえれば作り方は同じです。用途やお好みに合わせて、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(2人分)

Photo by 稲吉永恵

  • 3個
  • 砂糖 大さじ1杯
  • ひとつまみ
  • サラダ油 適量

きれいに巻くコツ

  1. 火加減は終始中火〜強火
  2. 油はキッチンペーパーを使って、卵液を流し入れる都度、満遍なく塗る
  3. 卵が焼けて気泡がふくらんできたら、箸で突いて潰す
  4. 卵に焼き色が付き、固まってきたタイミングで巻く
  5. 巻くときは、箸やヘラを使ってすくうように返す

作り方

1.卵液を作る

ボウルに卵を割ったもの

Photo by 稲吉永恵

ボウルに卵を割り、しっかりと卵を溶きます。
ボウルで卵を泡立てる様子

Photo by 稲吉永恵

卵は、泡立てないように溶きほぐします。箸をボウルの底に当てたままほぐすと、泡立ちません。
卵白を箸で切る様子

Photo by 稲吉永恵

卵白が固まっていると、きれいに仕上がりません。口当たりのよい卵焼きにするためにも、箸ですくって切っておきましょう。
卵をザルでこす様子

Photo by 稲吉永恵

よりきれいに仕上げたいときは、卵をザルでこします。ひと手間かけることで、ふわっとした食感のきれいな卵焼きに仕上がります。
卵に調味料を入れる様子

Photo by 稲吉永恵

調味料を入れ、よく混ぜます。

2.卵焼きを焼く

卵焼き器にサラダ油をなじませる様子

Photo by 稲吉永恵

卵焼き器を火にかけて熱し、サラダ油をなじませます。卵焼き器の隅や角にも油を流します。
卵焼き器に卵液を付けた箸を当てている様子

Photo by 稲吉永恵

箸の先に卵液を付けて卵焼き器に当て、温度を確かめます。卵液がジュッとすぐに焼ければ適温です。
卵焼き器を傾け、卵液を広げる様子

Photo by 稲吉永恵

お玉1杯程度の卵液を流し入れ、卵焼き器を動かしながら全体に広げます。
卵の気泡を潰す様子

Photo by 稲吉永恵

気泡がふくらんできたら、箸で突いて潰します。穴が空いた部分には、卵焼き器を傾けて卵液が行き渡るようにします。
卵焼きを手前に巻く様子

Photo by 稲吉永恵

卵が焼けてきたら、箸やゴムベラを使って奥から手前に巻きます。1回目は粗く巻いて構いません。
卵焼き器の手前にサラダ油をなじませる様子

Photo by 稲吉永恵

巻いたら卵焼きを奥に移動させ、手前にサラダ油をなじませます。
卵焼きの下に卵液を流し入れる様子

Photo by 稲吉永恵

お玉1杯程度の卵液を流し入れ、卵焼きの下にも卵液を流し入れます。
卵焼きを手前に巻く様子

Photo by 稲吉永恵

卵液が少し固まって焼き色が付いたら巻き始めます。
卵焼きをゴムベラで焼く様子

Photo by 稲吉永恵

卵焼きを手前に巻くとき、2回目以降はゴムベラですくうように返すと作りやすいです。
お玉で卵液を入れる様子

Photo by 稲吉永恵

再び奥へ移動させてサラダ油をひき、卵液をお玉1杯程度入れます。卵の下にも卵液を流し入れ、気泡を潰します。
ゴムベラで卵焼きを返す様子

Photo by 稲吉永恵

火が通ったら、ゴムベラで手前に巻きながら焼きます。卵焼きを奥に移動させ、手前にさっとサラダ油をひきます。
卵の下に卵液を流し入れる様子

Photo by 稲吉永恵

残りの卵液を入れ、卵の下にも卵液を流し入れます。卵液は3〜4回ほどで焼くのがおすすめです。
ゴムベラで卵焼きを返す様子

Photo by 稲吉永恵

火が通ったら、ゴムベラで手前に巻きながら焼きます。
卵焼きに焼き目をつける様子

Photo by 稲吉永恵

巻き終えたら、卵焼きを奥に移動させ、満遍なく焼き目を付けます。

3.巻きすに取り出す

巻きすの上に置かれた卵焼き

Photo by 稲吉永恵

焼き上がったら、巻きすに出します。
卵焼きを巻きすで巻いたもの

Photo by 稲吉永恵

巻きすに巻いて形を整え、このまま冷まします。

4.できあがり

白い長方形の皿に盛られた卵焼き

Photo by 稲吉永恵

粗熱が取れたらできあがりです。お好みで大根おろしなどを添えてもおいしいです。

よくある質問

質問回答
1. 卵焼きは作り置きできる?ラップに包むか保存容器に入れて冷蔵庫で2〜3日保存可能
保存する場合は半熟にしないこと
2. 卵焼きは冷凍できる?小分けにしてラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍庫で2週間保存可能
保存する場合は半熟にしないこと
解凍するときは、前日から冷蔵庫に入れる
3. おすすめの具材アレンジは?刻んだ大葉や紅しょうが、とろけるチーズ、ひじきの煮物などを卵液に混ぜて焼く
明太子やなめたけの瓶詰め、焼き海苔を卵で巻く
4. 卵焼き器がない場合は、フライパンでも焼ける?フライパンで焼くときは、先に左右の両端を折りたたんでから手前にクルクルと巻くのがコツ
2個分の卵で、20cmの小さめのフライパンを使うのがおすすめ
5. 巻きすがない場合はどうすればよい?卵焼きが温かいうちに、ラップやキッチンペーパーなどで包んで成形する
6. 卵焼きに合わせる献立は?豚肉のしょうが焼き・肉じゃが・鮭のホイル焼きなど

コツを押さえて卵焼きをきれいに作ろう

卵焼きは、お弁当や日々の献立に重宝する定番おかずです。卵1個のレシピを参考にすれば、作る分量に合わせてアレンジ可能。特に甘い卵焼きは、卵の色がきれいに出て、冷めてもしっとり仕上がりますよ。

また、白だしやめんつゆを使うレシピは、味付けが簡単で手軽に作れるのがメリット。巻き方のコツを押さえれば、卵焼きがきれいに仕上がるので、ぜひ参考にして挑戦してみてくださいね。

編集部のおすすめ