ライター : 山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター

冷凍してもおいしい卵焼き作りにはコツがある!

Photo by 山形ゆかり

冷凍する卵焼きは、中までしっかり火を通しましょう。半熟部分で冷凍すると、質感が損なわれる可能性があります。材料には、マヨネーズと水溶き片栗粉を加えるのがおすすめです。マヨネーズの酢と油は卵をふわふわに保ち、片栗粉の保湿力がしっとり感を保ちます。冷凍後も、卵焼きの質感と味わいを楽しむことができますよ。

パサつきなし!冷凍向き卵焼きのレシピ

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材料(作りやすい分量)

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卵焼きを冷凍向けに作るコツ・ポイント

  1. 砂糖と片栗粉で水分をキープする
  2. マヨネーズの油分と酢でふわふわにする
  3. だし汁は使わない
  4. 中までしっかり火を通す
だし汁を入れると水分量が多くなるので、解凍後に食感が悪くなる可能性があります。だしの風味をつけたい場合は顆粒だしを使うのがおすすめです。そのまま卵液に加えましょう。

作り方

1.卵をほぐし調味料を入れる

ボウルに卵を割り入れてほぐし調味料を入れたところ

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ボウルに卵を割り入れます。切るように菜箸で混ぜ、泡立てずによくほぐします。調味料を入れ、全体を混ぜます。

2.卵液の1/3の量を巻く

卵液の1/3の量を流し入れ端から巻いたところ

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よく熱した卵巻き器に、サラダ油(分量外)をなじませます。中火にし、卵液の1/3の量を流し入れます。火が通り固まってきたら、端から巻きます。

3.同様に2の手順を繰り返す

同様に残りの卵液を全体の1/3の量ずつ巻いたところ

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巻き終えた1/3の量の卵巻きを卵巻き器の奥に移動します。同様に残りの卵液も、全体の1/3の量ずつ巻きます。

4.アルミホイルで包む

できあがった卵巻きをアルミホイルで包んだところ

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できあがった卵巻きをアルミホイルで包みます。粗熱が取れ、中まで火がしっかり通ればできあがりです。

卵焼きの冷凍保存方法

1.小分けにする

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粗熱を取った卵焼きを食べやすい大きさに切り分けます。弁当用、朝食用など一回に使いたい分に分けましょう。解凍時に必要な分だけ取り出せ、便利に使えますよ。

2. ラップで包む

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小分けにした卵巻きをラップで丁寧に包みます。空気が入らないようにするのがポイントです。冷凍している間に乾燥してしまったり冷凍焼けしたりするのを防ぎます。

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