目次
小見出しも全て表示
閉じる
たけのこの基本のむき方
ここでは、基本的なたけのこの皮のむき方をご紹介します。水煮に比べて手間はかかりますが、香りや歯ごたえはやはり段違い。旬のおいしさを味わうためのひと手間を、時間をとって楽しんでみてはいかがでしょうか。
「皮をむきすぎて、可食部が必要以上に小さくなってしまったらどうしよう」と不安になりますが、むける皮は全てむいてしまってOK。外側の皮は、思い切って数枚まとめてむいてしまってくださいね。
きれいに皮をむいたたけのこは、冷蔵庫で数日保存が可能。まとめて茹でて皮をむき、少しずつ味わうのもおすすめですよ♪
たけのこの皮むきに必要な材料・器具
米ぬか入りのお湯で下茹でし、あく抜きが済んだたけのこを準備しましょう。必要な器具は包丁と保存容器です。
保存容器は大きめで、ふたが密閉できるものを用意してください。
また、下茹での際に出た茹で汁は、むいたあとのたけのこを保管するのに使います。捨てずにとっておいてくださいね♪
たけのこの皮のむき方
1. まずは外側の皮を、5枚ほどまとめてむきます。下茹での際に入れておいた切り込みに指をかけ、茶色い毛の生えた皮を全部むきましょう。
切り込みの間から米ぬかが出てきたときは、その都度水洗いしましょう。
2. 皮の茶色が薄くなってきたら、2〜3枚ずつ、皮の色を見ながらむいていきます。茶色い部分がなくなり、たけのこの先が黄色くなったらそこで皮むきを終えましょう。
先ほどのように5枚前後一気にむいてしまうと、むきすぎになることもありますので、ここは慎重に少しずつむきます。
3. 先に少しだけ茶色い部分が残った場合は、包丁で切り落とします。
4. 根元に残った皮のかけらや突起は、残しておくとえぐみの原因になることも。包丁で削ぎ落としておきましょう。
なお、掘りたてのたけのこはやわらかくえぐみが少ないので、根元の突起を残しておいてもおいしくいただけますよ。掘りたてをいただいた場合などはこの手順を省略してもOKです。
皮をむくときのコツ
・下茹での際に、皮にタテの切れ込みを入れて、皮をむきやすくしておきましょう。
・どこまでむいていいか迷ったら、とりあえず茶色い皮を全てむいてしまえば間違いはありません。上で紹介したように、先端のみ少し茶色が残っている場合は、包丁で切り落としてもOKです。
なお、たけのこの先端にある、繊維質の少ない柔らかい薄皮は「姫皮」と呼ばれます。汁物の具や和え物、鮮度のいいものはお刺身でも食べられる部分ですよ♪
保存方法
皮をむいた後のたけのこを保存する場合は、下茹でした際の茹で汁を保存容器にはり、中にたけのこを入れます。調理の際は容器から取り出し、水洗いしてぬかを落としましょう。
上記の方法で保存すると、冷蔵庫で4〜5日程度もちます。一度にたくさん下ごしらえして、いろいろなたけのこ料理を楽しみましょう♪
たけのこを使ったおすすめレシピ3選
1. たけのこごはん
たけのこを茹でたらまず試していただきたいのがこのレシピ。だし汁で風味よく炊き上げたごはんからは春の香りがしますよ。油揚げでコクを加えるのがポイント。
うすくち醤油を使うとごはんやたけのこに色がつきすぎず、淡い色合いのごはんが炊けます。仕上げに木の芽をあしらって仕上げましょう♪
- 1
- 2
たけのこの人気ランキング