細い筍(ハチク)の下ごしらえ方法

淡竹(ハチク)はアクが少ないので新鮮な掘り立てのものなら生でも食べられます。普通の筍のような甘みや苦みはなく、下ごしらえは皮をむいて茹でるだけで十分です。しかし皮をむいたときに、緑色が濃いものはぬかを使って茹でるようにします。

ハチクの下ごしらえの仕方

大きめの鍋に皮をむいたハチクを入れ、沸騰後吹きこぼれないように弱火にしたら、1時間程度そのまま茹でます。茹で上がったら火を止め、冷めるまで放置しましょう。完全に冷めたあと水を変えて、ひと晩水に浸したら完成です。

下ごしらえ後の保存方法と保存期間について

下ごしらえをした筍は、しっかりと水洗いをし、水を張った密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。毎日水を変えれば、1週間程度はおいしく食べられますよ!

砂糖を使って!冷凍保存に挑戦

筍は繊維質です。そのため二つ割のような厚みのある状態で冷凍すると解凍するときにスが入ってしまいます。筍にスが入るのを防ぐのが「砂糖」です。砂糖は水と結合しやすいという性質があり、保水効果で解凍時も筍の細胞内に適度な水分をキープししゃきしゃきの食感を残してくれますよ! 筍を冷凍するときの手順 1. 茹でた筍の水分をキッチンペーパーでふき取ります。 2. 薄くスライスして、砂糖をまぶしましょう。 3. フリーザーバックに入れて冷凍庫へ。 冷凍の保存期間と注意点 きちんとした処理をすれば保存期間は1年でも大丈夫と言われていますが、早めに食べきるようにしましょう。また、冷凍時に砂糖をまぶしているので、味付けの時は甘さを控えめにするとちょうどよいですよ。

旬の筍で作りたい!おすすめレシピ5選

茹でたての筍をおいしく調理していきましょう!今回は旬ならではの味と香りが楽しめるように、定番レシピから少し変わった洋風の筍レシピまでご紹介していきます。

1. めんつゆで食べる筍ステーキ

筍は定番の煮物で食べることが多くなりますが、旬の季節には焼いたり揚げたりと、いろんなバリエーションで筍の香りを楽しみたいものです。こちらは筍のステーキのレシピ。オリーブオイルで焼いて、バターしょうゆで味をつけます。香ばしさをまとった筍はひと口食べると止まらないおいしさです。

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