ライター : riku_mama

二十日大根=「ラディッシュ」

「二十日大根」という和名の小型大根・ラディッシュ。明治時代にヨーロッパから導入され、赤く丸形のものが一般的ですが、現在では細長いものや先だけが白いものなど様々な種類が作られていますね。ほんのり辛味のあるのが特徴でサラダに入れて生で食べるのが主流ですが、加熱してももちろんおいしくいただけます。 ベランダで小さいプランターや植木鉢で真夏、真冬以外は簡単に栽培できるので、収穫できれば重宝します。そこで今回はラディッシュの育て方やおいしい食べ方、おすすめレシピをご紹介しますのでチェックしてみてくださいね。

二十日大根の育て方

準備するもの

・プランター 小型(20~40cm)以上のものを用意しましょう。ラディッシュの株はあまり大きくならないので、浅めの植木鉢でも栽培することができます。 ・用土 市販の野菜専用培養土がおすすめです。自分で作る場合は、赤玉6:バーミキュライト2.5:砂1.5の割合で作ります。これに石灰を用土10リットルあたり10g混ぜ合わせましょう。石灰は植え付けの2週間ほど前にまき、良く耕しておいてください。ラディッシュは根菜ですので、土が柔らかいほど形も良くなります。 ・肥料 野菜専用培養土を使わない場合は、化学肥料を用土10リットルあたり10g混ぜ合わせて土作りをします。肥料は基本的に植え付けの時だけでOK!もし、あまり元気がないような場合は、本葉が4~5枚の時に化成肥料を軽くパラパラと与えましょう。

栽培方法

1. 種まき プランターに土を入れたら、横一列に割りばしや細い支柱を使って1cmくらいの溝を作ります。そこに1cm間隔で種をまいていきます。巻き終わったら軽く土をかぶせましょう。種は1袋全部まくのではなく、1週間ほどずらしてまくと、長い期間楽しめますね。    2. 間引き 大きい株をつくるために、間引き作業をします。発芽したら、込み合っている箇所と生育の良くないものや害虫被害に遭っているものを間引きしてください。3~4cm間隔になるようにするのがおすすめです。2回目の間引きは、本葉が3~4枚になってきたら5cmほどの間隔になるよう間引きしましょう。 3. 追肥・土寄せ 土作りの時に化成肥料を混ぜていなかったり、野菜専用培養土を使っていない場合は、追肥の必要があります。タイミングは本葉が4~5枚になった時です。固形肥料は1度まくと収穫まで追肥の必要はありません。液体肥料を与える場合は1週間に1度のペースで与えましょう。量は商品によって違いますので、パッケージ表示を参考にしてください。 ラディッシュは成長してくると土の表面から実が出てきてしまいます。ですので、株の根元に土をかける必要があります。 4. 収穫 実の直径が3cmくらいになれば、土から顔をのぞかせます。この頃が収穫の時期です。実をさらに大きくしようと放っておくと「す」が入ったり味が落ちたりするので注意してくださいね。手でそっと引き抜くと簡単に収穫できますよ。 5. 病害虫 ラディッシュは比較的、病害虫が少ない野菜ですがアオムシやアブラムシに注意しないといけません。防虫ネットをプランターにかけたり、病気や虫がついてしまった場合は野菜に使っても大丈夫な殺虫殺菌剤を散布してください。

失敗しないコツ

真夏、真冬の栽培は避けて、日当たりの良い場所で水はけのよい土で育てましょう。ラディッシュは連作を嫌うので1~2年は間隔を空けてくださいね。成長に応じてしっかり間引きし、収穫時期を見逃さないようにしましょう。

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厳寒期以外はプランターや植木鉢で種まき、収穫ができ簡単に栽培することができます。あまり大きくならないうちに収穫することがポイント!きれいな赤い実が土の中で育ち、実、葉ともに生でいただくことができます。サラダに入れると彩りになるので重宝しますよ。
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