ライター : macaroni 編集部 井上

トレンド担当ディレクター

皮ごと使う「みかんジャム」の作り方

Photo by lanne_mm

薄皮だけでなく、表面の皮も丸ごと使ったみかんジャムのレシピをご紹介します。

みかんの爽やかな香りとごろごろした果肉は、手作りならではのおいしさですよ。マーマレードほどの苦みはないので、お子さんやマーマレードが苦手な人にもおすすめですよ。

材料(約350g:小さめの瓶2本分/トースト15枚分ほど)」

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※砂糖は、みかんの重さの30〜60%で調整できます。甘めが好きな方は多め、さっぱり仕上げたい方は少なめにしてください。

コツ・ポイント

  1. 皮が硬く残らないように薄めにカットする
  2. 苦みや雑味が残らないようにしっかりアクを取る

作り方

1.みかんを皮ごとカットする

カッティングボードの上でみかんをカットしている様子

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皮ごと使うので、みかんのワックスや汚れを落とすために流水でしっかり洗います。

ヘタを取り除き、半分に切ります。さらに3〜4等分にし、2mmほどの薄いいちょう切りにします。厚く切ると煮るのに時間がかかり、皮が硬く残ることがあります。

2.鍋に入れて加熱する

鍋に入ったみかんとグラニュー糖

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切ったみかんとグラニュー糖を鍋に入れ、火をつけます。まな板に残った果汁も忘れずに加えましょう。

砂糖をまぶしてしばらく置くと水分が出やすくなり、焦げにくくなります。

3.弱火で煮詰め、表面のアクを取る

鍋の中のみかんからおたまでアクをとっている様子

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中火にかけ、全体がふつふつと沸騰してきたら弱火にします。時々木べらで混ぜながら煮詰め、表面にアク(泡のようなもの)が出てきたら、お玉やスプーンで丁寧にすくって取りましょう。

アクを取らないと苦みや雑味が残り、仕上がりの味が落ちます。見た目も濁ってしまうので、しっかり取りましょう。

4.とろみが出たら完成

鍋の中のみかんジャムをヘラで混ぜている様子

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水分が減って全体がとろっとしてきたら火を止めます。

ジャムは冷めると固くなるので、火を止めるタイミングは、ヘラで鍋底をなぞったとき、跡がすぐに埋まらず少し残る「少しゆるいかな」と感じる程度でOKです。

覚えておきたい作るときのポイント

  1. きれいなジャムにするためみかんは細かく切る
  2. 「ホーロー」または「ステンレス」の鍋で作る
  3. 使用する砂糖の種類を意識する

みかんは細かく切る

今回のレシピのように皮ごと調理する場合は、煮えやすくきれいなジャムにするためみかんを細かく切りましょう。苦味をさらに抑えたいという方は、皮を剥いて作ってもOKです。

「ホーロー」または「ステンレス」の鍋で作る

ジャム作りに使う鍋は、「ステンレス」か「ホーロー」がおすすめです。アルミ鍋は酸で変色したり金属臭がつくことがあり、味が変わったり変色したりしてしまいます。

よりきれいでおいしいジャムに仕上げるために、使う道具にもこだわってみてくださいね。

使用する砂糖の種類を意識する

砂糖の種類仕上がり
上白糖甘みのしっかりしたジャム
グラニュー糖すっきりした甘さのジャム
きび砂糖やさしい甘さのジャム
※色がついてしまうので要注意
基本レシピではグラニュー糖を使いましたが、普通の砂糖(上白糖)でもOK。グラニュー糖を使用すると、果物本来の味を邪魔せずすっきりした甘さのジャムに、上白糖だと甘みのしっかりしたジャムに仕上がります。

きび砂糖はやさしい甘さになりますが、砂糖自体が茶色いためジャムに色がついてしまいます。色をきれいに仕上げたいときには、あまりおすすめしません。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
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