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寿司でお馴染みのミル貝って?
ミル貝は、貝からはみ出した大きな水管が特徴の二枚貝です。海底の砂の中に深い穴を掘り、大きな水管を砂から出して生活する貝。食べる際は、この水管を調理します。正しくは「ミルクイ」で、別名「本ミル」や「黒ミル貝」とも呼ばれます。
ミル貝の産地や旬は?
日本では瀬戸内海や東京湾、三河湾などに生息しています。春と秋に旬を迎え、夏になると捕獲量は格段に落ちます。現在出回っているミル貝は、中国産や韓国産のものが多く、国産のものは高級食材のひとつとされています。
名前の由来
名前の「ミル」は海藻の名前「海松(みる)」が由来で、水管に生えた海藻が、まるで海藻を食べているように見えることから「海松食い」が転じて「ミルクイ」となりました。
ミル貝には2種類ある!
近年、国産のミルクイは希少な存在となっているため、スーパーなどで販売されている「ミル貝」の多くは、代用食材の「白ミル貝」が使われています。本物のミルクイは「本ミル」もしくは「黒ミル貝」と呼ばれ、高級寿司店などで味わうことができます。
白ミル貝とは
春に旬を迎えるミル貝は「ナミガイ」と呼ばれ、春に旬を迎えます。白ミル貝はコリコリとした歯ごたえが特徴で、とてもおいしいんですよ。基本的にアメリカやカナダから輸入されることが多いです。
ミル貝のさばき方
調理時間
15分
見た目のインパクトが強いミル貝。どのようにさばいたらよいかわからない人も多いのではないでしょうか。さばき方は意外ととても簡単。しっかり塩で揉んでぬめりを取ったり、きっちり湯通ししたりすれば失敗することはありません。この記事では、白ミル貝を使いますが、本ミル貝も同じようにおこなってくださいね。
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