目次
【料理の前に】しじみの砂抜きのやり方
しじみの砂抜き
食べたときにジャリっとした食感がしないように、しじみを作る前にしっかり砂抜きをしておきましょう。調理をする4〜5時間前に砂抜きを始めるのがポイントです。
1. バットなどの平らな容器にしじみを入れ、塩と水を加えます。貝が開きやすいよう、しじみ同士が重ならないように注意してください。
しじみが浸るか浸らないかのギリギリのラインまで、濃度1%(1Lの水に対して10gの塩)の塩水を加えましょう。
2. 新聞紙やアルミホイルなどでバットを覆い、暗い状態を作ります。なるべく音のしない静かな場所で、夏は3~4時間、冬は4~5時間くらい時間をおいてください。
3. 砂抜きが終わったしじみをバットから取り出し、水を切ります。ボウルに移して濡れ布巾を被せるか、蓋つきの保存容器に移し、冷蔵庫で3時間ほど寝かせましょう。
すぐに調理に使っても良いですが、時間をおくことでしじみの旨み成分であるコハク酸が増加します。
しじみ汁を作るときのコツ
しじみは真水で砂抜きをする方もいらっしゃいますが、旨みが逃げてしまうためおすすめできません。しじみが生息する汽水域(海水と淡水の混ざった場所)よりやや濃い1%の塩水で砂抜きすることで、しじみが持つ旨み成分を高めることができるのです。
▼しじみの冷凍保存についてはこちら!
しじみ汁の作り方
しじみの旨みを活かした、シンプルな味付けの基本レシピをご紹介します。今回は昆布だしから作りますが、味噌を加えればお味噌汁にもアレンジできますよ♪
材料(2人分)
・しじみ……150g
・昆布……1枚(5cmくらい)
・水……400cc
・酒……大さじ1杯
・塩……小さじ1/2杯
1. しじみの殻を洗う
しじみの殻同士をこするようにして、流水でよく洗います。