目次
知らなきゃ損!冷凍しじみのメリット
一般的に、食品を冷凍すると栄養が損なわれ風味も低下すると言われています。しかし、冷凍しじみにはうれしいメリットがたくさんあるのですよ。
食材を冷凍することの最大のメリットといえば、やはり長期保存が可能になることですよね。しじみは生ものなので、そのままではあまり日持ちしません。冷凍することで長い期間おいしいしじみを楽しむことができるのですよ。
また、しじみを下処理してから冷凍保存しておくことで調理時間の短縮にもなりますね。週末にまとめて冷凍しておけば、仕事などで忙しい平日に大助かり♪
さらに、しじみは冷凍することで旨み成分と栄養が増すと言われています。しじみの代表的な栄養であるオルニチンは冷凍することで約8倍にアップしたという実験結果もいるんだそう♪
しじみの冷凍保存方法は?
しじみの砂抜き
用意するもの
・ざる
・バット
・塩
・新聞紙
・布巾
手順
1. しじみをざるに入れてやさしくこすり洗いします。
2. バットにしじみが重ならないように平らに並べましょう。
3. 塩分濃度1%の塩水を貝殻の頭が少し出るくらいの量注ぎます。このときしじみが完全に浸かることのないようにするのがポイントですよ。
4. しじみに光が当たらないように、バットの上に新聞紙を乗せます。
5. 部屋を暗くして、そのまま3~4時間放置しましょう。
6. 砂抜きが終わったしじみをざるにあげ、軽く流水で洗います。
7. 水気を切ったら、濡れた布巾をかぶせて3時間程度置いておきましょう。
殻付きのしじみ
まずは、砂抜きが終わったしじみの水気をキッチンペーパーでしっかりと拭き取ります。口が開いているものや殻が割れているものは取り除いておきましょう。死んでいるしじみが混ざっていると、ほかのしじみにも臭いが移り食べられなくなってしまいますよ。
その後、ジップロックに重ならないように平らに入れて、空気をできる限り抜きます。最後に、新聞紙に包んで丸一日かけてゆっくりと冷凍保存しましょう。
しじみの量が多い場合には1回分ずつラップに包んでからジップロックに入れるようにしてくださいね。そうすれば1回分ずつ解凍することができるので、使用するとき便利ですよ。小分けにしてラップに包むのが面倒な場合は、冷凍庫に入れて2時間ほどたったらジップロックを揉んで、しじみ同士がくっつかないようにしましょう。
むき身
むき身の場合は殻付きのしじみとは違い、火を通してから冷凍するのがポイントですよ。砂抜きしたしじみをフライパンで乾煎りしましょう。火を通しすぎると身が縮んでしまうので、注意が必要ですよ。
しじみの口が開いたら身を取り出します。使用する量ずつラップに包んでジップロックに入れて空気をできる限り抜きましょう。さらにジップロックを新聞紙で包んでから冷凍庫に保存します。
しじみの量が多い場合は、しじみを茹でて浮いてきた身をすくい取ることでむき身にする方法もありますよ。この際もできる限り最小限の時間でおこなうようにしましょう。残った茹で汁にはしじみの栄養と旨みがたっぷりと染み出ているので、味噌汁などに使用するとおいしくいただけますよ。
- 1
- 2
賞味期限・消費期限に関する記事
賞味期限・消費期限の人気ランキング