7. 棒寒天と豆乳のクリームスープ

市販のクリームスープの素と豆乳で作るスープで、こちらも具材に水で戻した棒寒天を使います。スープだけではちょっと物足りない、ダイエット中なのでスープを寒天でかさ増ししたい、という人にぴったりなレシピ。シャキシャキした食感が楽しいうえ、食べごたえも満点です。

8. 棒寒天ともずくの酢の物

同じ海藻であるもずくと棒寒天を具材にする、楽しい酢の物の作り方です。味付け用の調味料は、甘酢としょうがのすりおろしだけ。意外な組み合わせながら、それぞれの食感と風味、存在感は十分です。ちょっとした箸休めや副菜におすすめします。

9. キャベツと寒天のからし酢みそ和え

こちらも副菜や箸休めにぴったりな、キャベツと棒寒天の和え物。調味料は、市販のからし酢みそといりごまを使うので、和えるだけで簡単に作れますよ。お弁当のメインおかずの添え物にもおすすめ。レシピにあるように、カニ風味かまぼこをプラスすると彩りが良いです。

棒寒天の下処理

棒寒天の戻し方

寒天は海藻からできていて、原料はおもにテングサやオゴノリなどの紅藻類。棒寒天の原料も同じです。冬の外気で凍結・乾燥させて作られるため、必ず水で戻さないと使用できません。

戻し方の手順は、棒寒天を洗って適当な大きさに割ったら、たっぷりの水に浸してもみ洗い。このときに、さらに20~30分ほど水に浸すとあとで溶けやすいです。やわらかくなったら寒天を強く絞って、水気を切れば戻し工程が完了。

うまく固まらないときは

きれいな水を入れた鍋に、戻した棒寒天をちぎって加え、火にかけて溶かします。寒天の形がなくなり、透明感が出てきたら寒天液の完成です。思うように固まらない場合は、しっかりと煮溶かしていないか、寒天の量が少ないのが原因だと考えられます。

さらに再加熱したり、寒天を足したりすれば固まるはず。目分量ではなく、必ずパッケージに記載してある分量どおりにして、ちゃんと煮るのが上手な寒天液作りのコツです。
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