ライター : 大山 磨紗美

発酵食健康アドバイザー / 発酵文化人

和スイーツと和菓子の違い

ここ数年、メディアや雑誌で見かける「和スイーツ」。伝統的な和菓子よりカラフルな印象はありますが、実際のところ和菓子と和スイーツの違いはどこにあるのでしょう?それぞれの特徴を見ていきます!

和スイーツとは?

和スイーツとは、和菓子や日本伝統の食材と、洋菓子に使う材料の両方を使って作る、いわばハイブリットスイーツです。例えば、ラングドシャを作るときに、クッキー生地に抹茶を混ぜて作った「抹茶ラングドシャ」や、レアチーズケーキに水切り豆腐を混ぜてつくった「豆腐チーズケーキ」などが挙げられます。 和スイーツは、抹茶やきなこ、小豆などを使うものの、ベースになる材料は小麦粉、生クリーム、バター等洋菓子のものになります。さらに、一般的に和菓子では使わないフルーツを使うことが多いのも特徴です。そのため、和スイーツは洋菓子に近いテイストになります。

和菓子とは?

和菓子には、バターや生クリームは使用しません。昔から使われていた、あん、もち米、でんぷん、上新粉、砂糖、塩、くずで作っていきます。例外はありますが、フレッシュフルーツを使うこともありません。伝統的な和菓子には、どらやき、おしるこ、ねりきり、大福などがあります。加熱した食材の組み合わせで作るものが多いため、和スイーツより若干ではありますが、日持ちをするものが多いです。

大福からケーキまで!絶品和スイーツレシピ10選

1. 抹茶ババロア

スポンジにもババロア部分にも抹茶を混ぜたグリーンの美しい和スイーツレシピです。トッピングには和菓子で使われる栗の甘露煮、ゆで小豆の他に、セルフィーユが洋のイメージでおしゃれな仕上がりになっていますね!

2. きなこと黒蜜のプリン

見た目はほとんどプリンですが、カラメルの部分は黒蜜で作ったゼリー、プリンの部分はきなこと牛乳で作っています。きなこのコクがあり、牛乳で少しあっさりとした味になっていますよ!見た目と味のギャップも楽しめるので、プレゼントや持ち寄りパーティーのお土産にもおすすめです。

3. イチゴ白玉~ココナッツヨーグルトかけ~

白玉にイチゴを混ぜるとかわいいピンク色になります。砂糖は使わず甘酒で甘みと水分量の調整を行うため、思ったよりも濃厚な白玉になっています。また、蜜の代わりにココナッツミルクとヨーグルトのソースを使っており、さっぱりと食べやすいデザートです。

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