ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

無調整豆乳とレモン果汁で作る「豆乳ホイップ」とは?

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豆乳ホイップとは、生クリームの代わりに豆乳を使って泡立てるクリームのこと。生クリームよりも軽くてさっぱりしているので、我が家ではおやつや朝食に食べています。パンケーキやシフォンケーキに添えるほか、トーストにのせても好相性。「ホイップしたヨーグルトみたいでしつこくない」と家族にも好評です。

大豆固形分が13%の豆乳を使うと、空気を含んでふんわりぽってりしたクリームに。豆乳の風味は少しありつつも泡立ちやすいので、豆乳の選び方も大切ですよ。

なめらかでふんわり!豆乳ホイップの作り方

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調理時間 5
無調整豆乳とレモン果汁で作る、豆乳ホイップクリームのレシピです。乳製品は使わず、なめらかでふんわりと軽い食感に。豆乳の旨味がありつつ、レモンの酸味でとても食べやすい仕上がりです。

うまく作るためにはポイントを押さえるのが重要。ちょっとしたことで泡立ちにくくなってしまうので、気をつけましょう。デコレーションできるほどの固さはありませんが、ソースやディップなどに使えますよ。

材料(作りやすい分量)

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豆乳ホイップを失敗なく作るコツ

コツ・ポイント

  1. 大豆固形分が高い無調整豆乳を使用する
  2. 冷たい状態の豆乳を使う
  3. レモン果汁は途中で加える
  4. 氷水に当てながらブレンダーで混ぜる
  5. 砂糖の量や種類に気をつける
  6. 固まらないときは植物油を加える

大豆固形分が高い無調整豆乳を使用する

凝固剤を使わずにクリーム状にするため、大豆固形分の高い無調整豆乳を使うのがポイントです。ぽってりした固さにするには、大豆固形分が10%以上あるものを使うのがおすすめ。大豆固形分が高いものほど大豆の風味は強く、味わいは濃くなります。調整豆乳は大豆固形分が低いため泡立ちにくく、本レシピには向いていません。

冷たい状態の豆乳を使う

冷たい豆乳を使うほうが空気を含みやすいため、泡立ちやすくなります。また、なめらかな状態のクリームに仕上がりますよ。

レモン果汁は途中で加える

豆乳を泡立て、空気を含ませた状態でレモン果汁を加えることで、きれいなクリーム状になります。レモン果汁は最初から加えないほうが泡立ちやすいです。レモン果汁の量を多くすると固くなりますが、多すぎると酸味が強すぎて食べづらくなります。

氷水に当てながらブレンダーで混ぜる

豆乳を泡立てるとき、氷水に当てながらおこないましょう。かくはんによる温度上昇を防いで泡立ちやすいです。またブレンダーを使うほうが、比較的短時間で混ぜられます。専用の器に入れれば効率よく豆乳ホイップを作れますよ。

砂糖の量や種類に気をつける

砂糖の量は、豆乳100ccに対して10~20gを目安にしてください。多すぎても少なすぎても泡立ちが悪くなります。また液状の甘味料は泡立ちが悪くなるので使用NGです。

固まらないときは植物油を加える

本レシピの豆乳ホイップは、ふんわりぽってりとしたやわらかい仕上がりです。絞り袋に入れて絞るようなデコレーションには向きません。

クリームが固まらないときは、少し植物油を加えて混ぜてみてください。泡立ちやすくなり、味わいにコクが出ます。豆乳100ccに対して大さじ1/2杯程度を加えて混ぜ、様子を見ながら少しずつ増やしてみてください。植物油を加えるほど重たく固めになります。

作り方

1.無調整豆乳と砂糖を混ぜる

ハンドブレンダーで無調整豆乳と砂糖を混ぜる様子

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ハンドブレンダーの容器やボウルに無調整豆乳と砂糖を入れ、氷水に当てながらハンドブレンダーで混ぜます。最初は液体ですが、だんだんと泡立ってきます。

2.レモン果汁とバニラオイルを加えて混ぜる

レモン果汁とバニラオイルを加えて、ハンドブレンダーで混ぜる様子

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レモン果汁とバニラオイルを加え、ハンドブレンダーでさらに混ぜます。もったりとするまで混ぜたらOK。器に移したらできあがりです。

市販の豆乳ホイップを使うのもおすすめ

豆乳ホイップをもっと手軽に使いたいときやデコレーションしたい場合は、市販のものを使うのがおすすめです。一般的な生クリームと同様に泡立てればOK。砂糖を加えれば、スイーツに使えますよ。泡立ちやすく、泡がきめ細かくなめらかでクリーミーな仕上がりです。

めいらく「乳製品を使っていない豆乳入りホイップ」

ITEM

めいらく 乳製品を使っていない豆乳入りホイップ

¥280〜

・内容量:200ml ・保存方法:要冷蔵(3~10℃) ・賞味期限:100日 ・アレルギー物質(28品目中):大豆

※2024年5月21日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
大豆成分を使用した、めいらくの豆乳入りホイップです。ラクトース(乳糖)フリーで豆乳臭さはなく、鮮やかな白色でやさしい風味が特徴。きめが細かくてなめらかで、あっさりして食べやすいです。一般的な生クリームの代わりとしてお菓子や料理に使えますよ。艶やかで見た目がよいため、デコレーションに使うときれいに仕上がります。

あっさり味でおいしい!豆乳ホイップを作ってみよう

豆乳ホイップは、生クリームのホイップよりも軽くて後味がさっぱりしています。本レシピは無調整豆乳とレモン果汁を使い、やわらかい仕上がりに。デコレーションには向きませんが、ソースやディップにおすすめです。ケーキに使いたいときは市販のものを使ってみてください。意外と豆乳っぽさはなく、食べやすいですよ。
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大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
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