7. キルシュトルテ

正式名称は、「シュヴァルツベルダー・キルシュトルテ」。シュヴァルツヴァルト地方にある黒い森をモチーフにした、「黒い森のさくらんぼケーキ」という意味のデコレーションケーキです。

森に積もった生クリームの雪、その上の落ち葉に見立てた削りチョコレート、キルシュリキュール漬けのさくらんぼが特徴。ほかのお菓子に比べて作業工程が多いので、初心者にはむずかしいかもしれません。

おうちで楽しむ。ドイツのお菓子レシピ5選

8. カイザーシュマレン

ドイツ語でカイザー(皇帝)、シュマレン(パンケーキ)という意味。19世紀後半、当時のハプスブルク家のオーストリア皇帝、フランツ・ヨーゼフ1世が好んだことから、その名があるとされます。

ドイツ語が公用語であるオーストリアの名物パンケーキですが、両国の歴史上の関係からドイツでも人気のスイーツ。焼きあがった生地を小さく切るのが特徴で、フルーツソースをかけて食べるのが一般的です。

9. ブッタークーヘン

ブッターとはドイツ語でバターのこと、クーヘンは焼き菓子全般を指す言葉です。その名のとおり、バターをたっぷり使うパンのようなお菓子。バターを練りこんだ生地を一次発酵させ、オープンの天板に平らに延ばして、再度二次発酵させるのがポイントです。

生地の上にバターを塗り、グラニュー糖やアーモンドスライスをトッピングして焼けばできあがり。ふわふわしてしっとりした食感と、上品な味わいがたまりません。

10. アプフェルクーヘン

アプフェルとは、ドイツ語でりんごという意味で、昔から家庭で作られてきた素朴なりんご入りのケーキ。生地にはバターと砂糖をたっぷり使います。生地の上に並べられた、たくさんの生りんごの細かい切り込みが特徴的。

ふんわりしてしっとりしたやさしい甘さの生地に、りんごの甘酸っぱさとジューシーさがよく合います。こちらは日本人向けに、バターと砂糖の量を少なめにしているレシピです。

11. リンツァートルテ

リンツァートルテは、オーストリア第3の都市リンツが発祥であることからついたネーミング。こちらも歴史上の関係から、ドイツでもよく食べられている有名なケーキです。

シナモンやクローブ入りのアーモンドプードル生地に、赤すぐりのジャムをのせ、格子模様をつけてオーブンで焼くタルト。レシピが書物に記載された、世界最古のケーキだとされます。

12. クグロフ

クグロフは、フランスのアルザス地方をはじめ、オーストリアやドイツなどで長年愛され続けてきた伝統的な焼き菓子。王冠をモチーフにした形が特徴で、生地はパンのように発酵させて使います。

そのなかにオレンジリキュールに漬けた、ドライフルーツを入れるのが一般的。オーブンで焼いて、粉砂糖をたっぷりかければできあがりです。

編集部のおすすめ