ライター : かやのゆみこ

イタリアソムリエ協会認定オリーブオイルソムリエ / 記者 / WEBライター

暑さ吹き飛ぶ!本場スペイン風ガスパチョ

Photo by きたやまあさみ

調理時間 20
スペイン発祥の冷製トマトスープ「ガスパチョ」は、夏の風物詩。今や日本でもおなじみの人気メニューです。本場スペインの味を再現するのはむずかしそう……と思われるかもしれませんが、意外と簡単。日本のスーパーで手に入る食材で再現することが可能です。火を使わず、ミキサーひとつで作れるので、暑い日や忙しいときにもおすすめ!

材料(2人分)

Photo by きたやまあさみ

おいしく作るためのコツ

  1. ガスパチョは食べる直前まで冷蔵庫でしっかり冷やしておきましょう。よく冷やすことで野菜の青臭さが減り、すっきりとした甘味が引き立ちます。

作り方

1.バゲットをちぎって水に浸す

透明のボウルに入れられた水と細かくちぎったバゲット

Photo by きたやまあさみ

バゲットは手で小さくちぎり、5~10分ほど水に浸してやわらかくしておきます。

2.野菜を切る

まな板の上に置かれたトマト、玉ねぎ、きゅうり、ピーマン

Photo by きたやまあさみ

トマト、きゅうり、ピーマン、玉ねぎをミキサーで撹拌しやすい大きさに切り分けます。ピーマンは種を取り除いておきましょう。また、トッピング用にトマト、きゅうり、ピーマンを少量取り分け、粗みじん切りにします。

3.野菜と調味料をミキサーでかくはんする

ミキサーにガスパチョの材料が詰め込まれた様子

Photo by きたやまあさみ

野菜とバゲット、にんにく、塩、ビネガー、オリーブオイルをミキサーに入れ、3分ほどかくはんしてスープ状にします。パンを浸した水も一緒に入れてくださいね。

4.ざるで濾してなめらかにする

ペースト状になったガスパチョの材料をざるで濾す様子

Photo by きたやまあさみ

口当たりをなめらかにするため、スープ状になった具材をざるで濾します。ゴムベラでこすりつけるようにすると、最後までしっかりと濾すことができますよ。

5.盛り付ける

ガラス製のスープボウルに盛られたガスパチョ

Photo by きたやまあさみ

深めのスープボウルに注ぎ入れ、粗みじん切りにしたトマト、きゅうり、ピーマンをトッピングします。仕上げにオリーブオイルを回しかけたら完成です。 ガスパチョのお供には、トースターでこんがり焼いたバゲットがおすすめです。カリカリッとした香ばしさが、なめらかなガスパチョと好相性です。

ミキサーを使わなくてもガスパチョは作れる?

ミキサーやハンドブレンダー、フードプロセッサーといったかくはんする道具がおうちになくても、大丈夫。ガスパチョは作れます!

例えば、おろし金やすりおろす道具を使う方法。トマト、玉ねぎ、きゅうりなどの具材をすりおろし、トマトジュース、ビネガーを加えて味を調え、仕上げにオリーブオイルを垂らせばOKです。

また、すりおろしてペースト状にせず、あえて具材の食感を残す方法もあります。具材をみじん切り、もしくは角切りにすると、飲むというより食べるガスパチョに。レシピによってはかくはん機なしではできない場合もありますが、工夫次第でいろいろ楽しめますよ♪

ガスパチョの人気アレンジレシピ5選

1. 野菜の甘味がギュッ!モッツァレラ入りガスパチョ

Photo by macaroni

シンプルなガスパチョに、イタリアの人気チーズ「モッツァレラ」をトッピング。クセがほとんどなく、ほんのりミルキーなモッツァレラチーズが、トマトの酸味をグッと引き立ててくれます。野菜を軽く炒めておくことで甘味がアップ。時間に余裕があるときは、ひと晩寝かせると味がなじみますよ。

2. 食欲そそる!カレー風味のガスパチョ

Photo by macaroni

カレー粉のスパイシーな香りが食欲をそそる、ガスパチョのアレンジバージョン。食パンを使って、とろりとした食感に仕上げます。さらりとした食感がお好みの場合は、食パンなしで作ってみてくださいね。仕事で疲れて帰宅した日でも、このメニューで元気をチャージできること間違いなし!

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