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9. クレーム・ブリュレ
ブリュレはフランス語で「焦がす」という意味なので、クレーム・ブリュレとは、「焦がしたクリーム」というネーミングです。その名のとおり砂糖をキャラメリゼした、パリパリのカラメルが、プルプルのカスタードの表面を覆っています。
このカラメル部分こそが、クレーム・ブリュレの代名詞といっても過言ではないほど重要なもの。普通はバーナーを使ってキャラメリゼします。家庭で作るときは危ないので、レシピのようにアルミホイルとトースターで作ってください。
このカラメル部分こそが、クレーム・ブリュレの代名詞といっても過言ではないほど重要なもの。普通はバーナーを使ってキャラメリゼします。家庭で作るときは危ないので、レシピのようにアルミホイルとトースターで作ってください。
10. グラニテ
グラニテとは、フランス料理のコース途中で出てくることが多い、シャーベット状の氷菓のこと。コース料理のなかで、口直しを目的として提供されます。フランスの氷菓で近いものにソルベがありますが、これを英語読みするとシャーベット。
どちらもかき氷のような食感ながら、グラニテはソルベと比べて糖分が少なめです。果実酒や果汁、シャンパンなどを、みぞれ状に凍らせて作ります。作り方は簡単なので、ホームパーティーで出してみるのも良いですね。
どちらもかき氷のような食感ながら、グラニテはソルベと比べて糖分が少なめです。果実酒や果汁、シャンパンなどを、みぞれ状に凍らせて作ります。作り方は簡単なので、ホームパーティーで出してみるのも良いですね。
風味豊かな伝統の味。フランスの焼き菓子5選
フランスには地方ごとに、さまざまなオリジナルの焼き菓子があります。そのほとんどが、バターの風味豊かな香ばしいものばかりです。そんなフランスを代表する、有名な焼き菓子を紹介します。
11. フィナンシェ
外はカリッと、中はしっとりした食感で、焦がしバター独特の香りが特徴のフィナンシェ。アーモンドプードルや小麦粉、卵白などを材料に作る、マドレーヌと並んでフランスを代表する焼き菓子です。
フィナンシェとは金融家やお金持ちという意味で、形が金の延べ棒のように見えることからついた名前。日本ではプレーンのものだけでなく、レシピのように紅茶、さらにはチョコや抹茶フレーバーなどがあります。
フィナンシェとは金融家やお金持ちという意味で、形が金の延べ棒のように見えることからついた名前。日本ではプレーンのものだけでなく、レシピのように紅茶、さらにはチョコや抹茶フレーバーなどがあります。
12. クグロフ
クグロフは、ドイツとスイスの国境に隣接する、アルザス地方伝統の焼き菓子。小麦粉とバター、卵、砂糖などの生地を発酵させて作る、パンのようなお菓子です。バターが多いブリオッシュ生地のものもあります。
名前の由来については、リボービレ村のクゲルという人が作った、とフランスでは主張。一方で、ドイツ語のクーゲル(僧帽)とフップフ(酵母)の混成語だという説も唱えられ、真偽のほどは定かではありません。また、オーストリアから伝わったという説も。
クグロフは、専用のクグロフ型で焼くのが特徴で、アルザス地方では、どの家庭にもクグロフ型を置いているそうですよ。
名前の由来については、リボービレ村のクゲルという人が作った、とフランスでは主張。一方で、ドイツ語のクーゲル(僧帽)とフップフ(酵母)の混成語だという説も唱えられ、真偽のほどは定かではありません。また、オーストリアから伝わったという説も。
クグロフは、専用のクグロフ型で焼くのが特徴で、アルザス地方では、どの家庭にもクグロフ型を置いているそうですよ。
13. ダックワーズ
ダックワーズとは、アーモンド風味のメレンゲを使う焼き菓子のことです。外はパリッと、中はふわっとした食感の風味豊かなアーモンド生地で、フランスではホールケーキの土台として使用します。フランス南西部にある、ダックスという町の名前が語源。
そんなダックワーズを小判形にしたのが、じつは日本人パティシエなのです。パリ16区にあるお店でシェフをしていたとき、1979年に和菓子のもなかをヒントに考案したもの。その後に日本でヒットし、いまでは小判形のダックワーズが、本家のフランスでも広まっています。
そんなダックワーズを小判形にしたのが、じつは日本人パティシエなのです。パリ16区にあるお店でシェフをしていたとき、1979年に和菓子のもなかをヒントに考案したもの。その後に日本でヒットし、いまでは小判形のダックワーズが、本家のフランスでも広まっています。
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