ライター : suncatch

食生活アドバイザー / パンシェルジュプロフェッショナル/薬膳コーディネーター

1年前に買ったマヨネーズ、大丈夫?

大人も子供も大好きなマヨネーズは、家庭料理に欠かせない人気の調味料。スーパーでお買い得の日はとりあえず買っておく、コスパのよい大容量サイズを使っているという方も多いと思います。 そんなマヨネーズ、うっかり賞味期限が切れそう!いや、すでに切れている!使いかけの大きなマヨネーズがなかなか減らない……、なんて経験ありませんか? 今回はそんな時にお役立ちの、マヨネーズの賞味期限と保存方法についてまとめました。手作りマヨネーズの場合や、あまったマヨネーズの使い切りレシピもぜひご参考に♪

マヨネーズの賞味期限ってどのくらい?

マヨネーズは、卵・油・塩・酢などで作られています。またJAS規格により、保存料の添加は認められていません。店頭では常温で売れていて、しかも未開封のマヨネーズの賞味期間は意外に長いんです。卵が含まれているのに、どうしてなのでしょう? 開封前・後別にご説明します。

開封前

450gまでのボトル入りと瓶入りの賞味期限は12ヵ月、700g以上のボトル入りは10ヵ月です。これほど賞味期限が長いのは、卵以外の原料のおかけ。塩と酢には強い殺菌・防腐効果があり、油は腐らない(酸化はします)ため腐りにくいのです。 また企業努力により、衛生面の徹底はもちろん、酸化しにくい製造方法で作られているのも大きな理由です。

開封後

開封後の賞味期限はぐっと短くなり、冷蔵庫保存でおよそ1か月が目安になります。こちらは、大容量のサイズを使っていたり普段使用を控えめにしていると、うっかり賞味期限が過ぎてしまう可能性大です。 ほとんどの食品がそうであるように、空気に触れることで腐敗や酸化が早く進むのですね。

マヨネーズの賞味期限、切れても大丈夫?

さて、ここで気になるのが「賞味期限」という言葉です。賞味期限切れの食品は、危険なのでしょうか? 「賞味期限」は、未開封で表示通りの方法で保存した場合においしく食べられる期間をさします。なので1〜2か月過ぎ品質は落ちても、保存状態がよければ食べても大丈夫です。 ただ、状態が悪いものとして「変色している」「油と液体が分離している」「臭いや味に違和感がある」場合は、食べると危険です。腹痛や下痢だけでなく、酸化した油をとることで体内に活性酸素や過酸化脂質が増え、老化や病気の元となります。

おすすめのマヨネーズの保存方法

賞味期限はあくまでも目安、過敏になる必要はありませんが、おおらかになりすぎるのも考えもの。よい状態で保存するのが安心ですよね。おすすめの保存法をご紹介します。

編集部のおすすめ