ライター : Uli

webライター

「天津丼」ってどんな料理?

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「天津丼」とはごはんにかに玉をのせて、とろみのあるあんをかける中華風丼。実は日本生まれのひと品で、子供から大人までファンの多い料理です。ふわふわの口あたりがやさしい卵と、甘酸っぱいあんが口の中でとろける瞬間はまさに至福ですよね。

天津飯との違い

天津丼という料理がある一方で、「天津飯」という名前の料理も存在します。かなり似たような名前ですが、一体何が違うのでしょうか?

実は、まったく同じ料理なんです!主に関東方面に住んでいる方は「天津丼」、関西方面に住んでいる方は「天津飯」という名前に親しみがある模様。お店のメニュー表記も、関東と関西で変わってくることがあるみたいですね。

本記事では、そんな天津丼の基本レシピと、おすすめのアレンジをご紹介します。少ない材料でサッと作れるので、簡単に済ませたいランチのときにもぜひ作ってみてください♪

あん作りも詳しく。天津丼の基本レシピ

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調理時間 10
カニ風味かまぼこをたっぷり使う天津丼は、ランチのちょっとした贅沢にぴったりのひと品!ごはん、卵、カニ風味かまぼこが冷蔵庫にあれば、すぐに作ることができるのも嬉しいですね。

材料(1人分)

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下ごしらえ

具材を切る

グリーンピース、ほぐしたカニ風味かまぼこ、小口切りにした長ねぎがのっているまな板

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・長ねぎを小口切りにする ・生のグリーンピースを使う場合は、塩ゆでして湯を切っておく。水煮を使う場合は水を切っておく ・カニ風味かまぼこを手でほぐす

作り方

1.あんの材料を火にかける

鍋に調味料と水を入れて火にかける様子

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鍋に水、鶏ガラスープの素、しょうゆ、砂糖、穀物酢を入れて中火にかけます。

2.煮立たせて水溶き片栗粉を入れる

鍋に水溶き片栗粉を入れようとする様子

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ひと煮立ちしたら一旦火を止めて、水溶き片栗粉を入れながらスプーンでかき混ぜます。

3.再度火にかけてとろみをつける

とろみのついているあんをスプーンで混ぜる様子

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再度鍋を中火にかけ、あんにとろみがつくまで混ぜながら1~2分煮たら火を止めます。

4.卵をさっと溶きほぐす

ガラスボウルの中で卵を箸で溶きほぐす様子

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卵をボウルに割り入れ、さっと溶きほぐします。混ぜすぎないように注意します。

5.具材を混ぜる

カニ風味かまぼこと長ねぎを加えた卵液を箸で混ぜる様子

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カニ風味かまぼこ、長ねぎ、塩を加えてさらにかるく混ぜます。

6.ごま油をフライパンで熱する

フライパンにごま油を入れた様子

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フライパンにごま油を流し入れ、強めの中火でしっかり熱します。

7.卵液を一気に流し入れる

ごま油が入っているフライパンに卵液を流し入れる様子

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フライパンとごま油が十分熱くなったら、卵液を一気に流し入れます。

8.ヘラか箸でさっと全体を混ぜる

箸でフライパンに入っている卵液を混ぜる様子

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卵液の端が固まってきたら、すばやく箸かヘラで全体をさっとかき混ぜます。

9.裏返す

裏返した卵が入っているフライパン

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すぐに卵液が固まってくるので、フライパンをあおって卵を裏返すか、フライ返しを下に差し込んで裏返します。どちらもむずかしい場合は平皿にスライドさせて移し、皿ごとフライパンに返して戻します。

10.ごはんの上にのせる

フライパンに入っている卵をごはんの上にのせようとする様子

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丼にごはんを盛り付けます。卵が丼に入るようにヘラでまるい形にととのえ、そのままフライパンから丼にスライドさせるように移します。

11.あんをかけてグリーンピースを散らう

天津丼を盛り付けた丼にあんをかける様子

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グリンピースを散らし、あんをかけて完成です。

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