ライター : 菅 智香

育児料理アドバイザー

天津飯のレシピ

カニ缶をたっぷり使う、天津飯のレシピです。卵の上から、濃いめの甘酢あんをたっぷりかけていただきましょう。卵をふわふわに、あんはなめらかに仕上げれば、お店で出てくるようなひと皿になりますよ。

材料(2人分)

・卵……3個
・カニ缶……60g
・しいたけ……2枚
・長ねぎ……1/2本
・味付き塩こしょう……少々
・ごま油……大さじ2杯
・ごはん……400g

〈あん〉
a. 砂糖……大さじ1杯
a.酢……大さじ1杯
a. 薄口しょうゆ……大さじ1杯
a.鶏がらスープの素……小さじ1杯
水……100cc
水溶き片栗粉……大さじ3杯(片栗粉:大さじ1杯、水:大さじ2杯)

作り方

1. しいたけは軸を落として5mm幅の薄切りにする。長ねぎは5mm幅の斜め薄切りにする。

2. フライパンにごま油の半量を引いて中火にかけ、長ねぎ、しいたけの順に炒める。しんなりしたら味付き塩こしょうで味を調え、火からおろして粗熱を取る。

3. ボウルに卵を溶きほぐし、カニ缶、(2)を加えて混ぜ合わせる。

4. フライパンに残りのごま油を足して強火にかけ、(3)を一気に流し入れる。大きくかき混ぜて半熟状になったら火からおろす。

5. 小鍋に水、 (a) の調味料を加えて軽く混ぜ、火にかける。ひと煮立ちしたら弱火にし、水溶き片栗粉を回し入れてとろみをつける。

6. 器にご飯を盛り、(4)を半量ずつのせ(5)をたっぷりかける。お好みで小口ねぎをトッピングして完成。

天津飯をおいしく作るポイント

1. 卵をふわふわにするコツ

天津飯は卵がふわふわに仕上がるとおいしさがアップします。卵はしっかりと溶き、油は少し多めに入れましょう。

また、卵液を加える際は、火加減に注意してください。フライパンを強火で加熱し、フライパンがしっかり温まってから卵液を流し入れます。強火のまま手早く火を通しましょう。

卵液を入れたあとは、大きくかき混ぜる程度にとどめ、あまり混ぜすぎないようにして、フライパンの温度が下がらないようにしてくださいね。

2. 水溶き片栗粉をダマにならないようにするコツ

水溶き片栗粉はダマになりやすいので、とろみをつける際には注意が必要です。水溶き片栗粉を作るときは、片栗粉よりも多めの水で溶いてください。

また、水溶き片栗粉を鍋に入れる際は、再度かき混ぜてから使いましょう。鍋の中で沸騰している状態で均一に混ぜるのはむずかしいので、一度火を止めてから、もしくは弱火にしてから水溶き片栗粉を少しずつ加え、絶えず混ぜてくださいね。

3. 水溶き片栗粉でとろみをつけてから、火を止めるタイミング

水溶き片栗粉を加えたあとは再度火にかけましょう。焦がさないよう、弱火もしくは中火で加熱してください。かき混ぜながら加熱し、つやが出て、とろみがしっかりつくまで加熱することが大切です。

目安としては、片栗粉を入れてからおよそ1分程度、混ぜながら加熱を続けましょう。しっかり加熱することで、時間が経ってもとろみが継続しますよ。

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