ライター : きく

この記事でわかること

ボロニアソーセージは、北イタリアのボローニャが原産地とされ、豚肉や牛肉などのひき肉で作られるソーセージ。見た目はピンク色で、太さは36mm以上のものと日本農林規格(JAS)で定義されています。

生で食べる場合は薄切りにしてサンドイッチの具材にしたり、チーズや野菜で巻いたりするのがおすすめです。また、火を通すと肉らしい風味を楽しめます。煮込みやオムレツ、ホットサンドなど、アレンジレシピも豊富。さまざまな料理に活用できますよ。

ボロニアソーセージとは

ボロニアソーセージの原産国

ボロニアソーセージは、北イタリアのエミリア・ロマーニャ州の州都・ボローニャが原産地だと言われています。ボロニアという地名が名前の由来です。「ボローニャソーセージ」と発音することもあります。また、イタリア語では「モルタデッラ」と発音します。

ボロニアソーセージの原料・製法

ボロニアソーセージは、豚肉や牛肉などの家畜のひき肉、脂身を使用するのが一般的です。塩・コショウなどの調味料やスパイスなどと混ぜ合わせ、牛腸やケーシング(ソーセージを形作り皮のこと)に入れて加熱します。

見た目と大きさ

日本農林規格(JAS)では、太さが36mm以上ものをボロニアソーセージと定義しています。色味はピンクで、内も外も、まるでハムのような見た目が特徴です。筒状のかたまり、またはスライス状のものが売られています。(※1)

ほかのソーセージ・ハムとの違い

ソーセージにはいくつか種類がありますが、どれも肉の腸詰です。肉やケーシングの種類、大きさなどに違いがあります。

ウインナーはオーストリアのウイーン生まれのソーセージで、羊の腸を使い、太さが20mm未満のものです。フランクフルトソーセージは、ドイツ生まれ。豚の腸を使い、20〜36mm未満のタイプのものを指します。

また、ボロニアソーセージとハムとの違いは、使用する肉の形状です。ボロニアソーセージはひき肉で、ハムは豚肉のかたまり肉で作られます。(※1)

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