
ライター : kii
調理師
製菓衛生師、食育インストラクター、フードコーディネーター。「おいしい料理で人を幸せにする」をモットーに、レシピやお料理のコツなどの情報発信を行っています。ブログやYouTubeでは…もっとみる
下ごしらえの方法も◎ ぶり鍋のレシピ10選
寒さが厳しくなりお鍋が恋しくなると、ぶりは脂がのっておいしくなります。冬に旬を迎える「ぶり」と、冬に食べたくなる「お鍋」。ぶり鍋は、旬のぶりをおいしく食べられるレシピなのですね。
冬に食べたい「ぶり鍋」のオススメレシピをご紹介します。基本の醤油ベースのぶり鍋はもちろん、キムチ鍋、味噌鍋、ぶりしゃぶなどの人気のレシピもバッチリですよ◎
ではまずは、おいしいぶり鍋を作るために、ぶりの下ごしらえの方法を確認していきましょう。
ぶり鍋をおいしく!ぶりの下ごしらえの方法
冬のぶりは、脂がのって、魚の濃厚な旨味を味わえます。お刺身や焼き魚にするのはもちろん、お鍋にするのもオススメです。しかし、ぶりをそのまま調理してしまうと、生臭いぶり鍋になってしまうことがあります。おいしいぶり鍋を作るためには、しっかりと下ごしらえをすることが大切なのです。
ぶりの下ごしらえの方法
1. ぶりをバットに並べて、塩をふり、15分ほど置いておく。
※塩の量の目安は、ぶりの重量の約1%→ブリ500gで約小さじ1
2. ぶりから水分が出てきたら、水で洗い流して臭みを取り除く。
3. ぶりをボウルに入れて、熱湯をまわしかけて、余分な脂や汚れを取り除く。
4. すぐに冷水を入れて、火が通るのを防ぐ。
5. 水のなかで、皮のぬめり、血合いなどをきれいに洗い落とす。
6. きれいになったら、キッチンペーパーで水気をしっかり取る。
ぶりしゃぶも♪ ぶりを使ったお鍋のレシピ10選
1. 大根おろしでさっぱり!ぶりのみぞれ鍋
みぞれ鍋とは、大根おろしが入った鍋のこと。魚の生臭さを大根おろしが和らげてくれるので、小さいお子さまでもおいしく食べられますよ。
たっぷりと入った大根おろしと、仕上げにのせる柚子の皮で、とてもさっぱりと食べられます。優しい味わいのぶり鍋を食べたいときにもオススメです。
2. シャキシャキ水菜入り!ぶりのはりはり鍋
はりはり鍋は、もとは鯨肉と水菜を使った鍋でした。水菜のシャキシャキ=ハリハリとした食感から「はりはり鍋」という名前がついたとされています。
こちらのレシピでは、鯨肉のかわりに、手に入りやすいぶりを使います。名前の由来でもある水菜のおいしい食感を生かすために、水菜はサッと火を通すくらいにしましょう。
3. ぶりと鶏もも肉のいりやき鍋
いりやき鍋とは、魚や鶏肉をつばき油で煎ってからお鍋にしたお料理です。鶏肉を煎ることで、食欲をそそる香ばしさと鶏肉の旨味たっぷりな脂が、出汁にプラスされます。
そのおいしい出汁でぶりを煮れば、おいしくないはずがありません!お鍋を楽しんだあとは、うどんやごはんを加えて、最後までおいしい出汁を味わってくださいね。