
ライター : 長曽我部 真未
管理栄養士
学校給食の栄養士として勤務後、食の大切さや楽しさを伝えたいとの想いでフードユニット『ランネ』を結成。熊本のちいさなアトリエで栄養バランスを考えたおいしくオシャレな食卓を提案…もっとみる
「フィッシュアンドチップス」の基本レシピ
今回のレシピは、たらを使ったフィッシュアンドチップスです。衣はビールを使うことで香りをプラスして、炭酸でサクッとした食感になります。ビールのアルコール分は、油で揚げている間にとんでいきますよ。
たらのほかにも、シイラやカレイ、鯛や鮭などもおすすめです。じゃがいもは、くし切りでも細めのスティック状に切ってもOKですよ。
材料(2人分)
・白身魚(たらなど)……2切れ
・塩こしょう……少々
・じゃがいも……中1個
【衣】
・小麦粉……50g
・片栗粉……大さじ1杯
・ベーキングパウダー……小さじ1/4杯
・塩……小さじ1/8杯
・ビール…… 80〜100cc
【タルタルソース】
・卵……1個
・玉ねぎ……大さじ1杯
・ピクルス……大さじ1杯
・マヨネーズ……大さじ2杯
・レモン汁または酢……小さじ1/2杯
・塩こしょう……少々
作り方
1.じゃがいもは皮つきのままくし切りに、玉ねぎとピクルスはみじん切りにします。玉ねぎは水にさらしたあと、絞ってよく水気をきっておきます。
2.ゆで卵を作ります。小鍋に卵と水を入れて火にかけ、沸騰したら12分ほど茹でます。
3.たらは、食べやすい大きさに切り、塩こしょうをします。皮が気になる人は取り除きましょう。
4.ゆで卵の殻をむき、フォークの背などを使って細かく潰します。
5.潰したゆで卵とピクルス、玉ねぎ、マヨネーズ、お酢を混ぜ合わせ、塩こしょうで味を調えます。まろやかなタルタルソースがお好みの人は、隠し味に牛乳を加えてみてください。
6.水気をきったじゃがいもを鍋に入れ、ひたひたに浸かるくらいの油を入れます。火をつけ、8〜10分ほど揚げます。
7.衣のビール以外の材料をボールに入れ、お箸で軽く混ぜ合わせます。ビールを加え、かき混ぜます。多少ダマが残っていてもOKです。衣の固さは、ホットケーキよりも少しゆるい状態にします。
8.たらを高温で揚げます。熱した油のなかに衣を少し入れて、すぐに浮きあがってきたら高温の合図です。たらに分量外の小麦粉をはたいて、衣にくぐらせて油へ入れます。きつね色になるまで、カラッと揚げたらできあがり。
9.小皿にタルタルソースを入れ、お皿にたらのフライとフライドポテトを盛り付けます。どちらも色が似ているので、彩りを鮮やかにするため緑や赤のお野菜、レモンなどを一緒にのせましょう。お皿ではなく、かごなどにペーパーを敷いて盛り付けるのもおすすめですよ。
作るときのコツ
魚を調理する際のポイント
魚は揚げ具合がポイントです。高温でカラッと揚げると、外はサクサク、中はふわふわのフィッシュアンドチップスになります。温めた油のなかに、衣を少し落としてみて、沈んですぐに浮かんできたら、高温になった合図ですよ。
一度にたくさんの魚を鍋に入れて揚げると、温度が一気に下がってしまうのと、魚と魚がくっついてしまうということもあるので、少しずつ揚げるようにしましょう。
じゃがいもを調理する際のポイント
じゃがいもは、くし切りでもスティック状に切ってもOKです。スティック状にすると火が通りやすく、揚げる時間もあまりかかりません。
スティック状にするときは、あらかじめ茹でておいたり、電子レンジで加熱しておくと、火が通っていなかったという失敗もありませんよ。
フィッシュアンドチップスに合うソースレシピ3選
1. ケチャップマヨソース
ケチャップやマヨネーズベースのソースで、アメリカではフライドポテトに定番のソースだそう。ケチャップのとがった酸味をマヨネーズがうまくやわらげてくれて、大人にも子どもにも人気の味です。混ぜるだけで簡単にできるので、お子さんのお手伝いにもGOOD!
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