作り方

1.あさりの砂抜きをする

あさりを塩水に入れて砂抜きをする様子

Photo by 馬原 香織

あさりを器に入れ、ひたひたに被るくらいの塩水(分量外)に入れて、ふたかラップをして冷暗所に2~3時間置きます。塩水は、海水に近い3%程度の濃度(200mlの水に対して、塩6g程度)が目安です。
塩水に入れたあさりに、アルミホイルをかぶせた様子

Photo by 馬原 香織

冷暗所がない場合は、上からアルミホイルや新聞紙をかぶせます。通常は常温で砂抜きをしますが、気温が高い夏場は、傷み防止のため冷蔵庫に入れると安心です。
あさりを流水で洗う様子

Photo by 馬原 香織

あさりを塩水から出して、あさり同士をこするように流水で洗います。

2.だしをとる

あさりと昆布と水を鍋に入れて、弱火にかける様子

Photo by 馬原 香織

鍋に、あさりと昆布と水を入れて弱火にかけ、あさりと昆布にゆっくり火を入れて旨味を引き出します。

3.アクをすくう

アクをすくう様子

Photo by 馬原 香織

汁が温まってくるとアクが出てくるので、お玉でアクをすくいます。

4.沸騰したら昆布を取り出す

鍋から昆布を取り出す様子

Photo by 馬原 香織

沸騰したら、昆布を取り出します。

5.味付けする

鍋に薄口しょうゆを加える様子

Photo by 馬原 香織

弱火にかけた状態で、酒と薄口しょうゆを加えて味をみます。味が薄い場合は、塩を少々加えて味を調えましょう。

6.器に盛り、三つ葉をふる

あさりのお吸い物を器に盛り、三つ葉をのせて仕上げる様子

Photo by 馬原 香織

器に盛り、刻んだ三つ葉をふります。

あさりのお吸い物アレンジレシピ3選

1. 白だしで簡単。あさりのお吸い物

あさりと豆腐を具材にしたお吸い物です。あさりだけでは物足りないときは、豆腐を加えるのもおすすめ。豆腐はあさりの旨味や味わいを邪魔しないので、あさりのお吸い物と相性がよいです。白だしを活用すると、旨味や塩味のある出汁が手軽に作れます。仕上げに小口切りにしたねぎをたっぷり散らすと、彩りと風味がアップしますよ。

2. 本だしで作る。あさりのおすまし

おすまし(すまし汁)は、お吸い物と同様、出汁としょうゆで味付けするシンプルな汁物で、薄口しょうゆでない分多少汁の色が濃くなるのが特徴です。あさりに本だしを加えて旨味を出し、刻みねぎをのせて仕上げます。薄口しょうゆがなくても、お吸い物とほぼ変わらない味わいが楽しめますよ。

3. むき身で簡単。あさりとしめじのお吸い物

あさりのむき身を活用する、あさりのお吸い物です。あさりの砂抜きをする手間が省けるので、忙しい朝でも手軽に作れます。しめじを合わせることで、旨味も加わり食べ応えのあるお吸い物ができますよ。出汁と味付けは、白だしとだしの素だけで作るので、少ない調味料で簡単に作れるのも魅力的です。

旨味たっぷり!あさりのお吸い物を作ろう

あさりのお吸い物は、あさりの旨味を存分に味わえる特別感のある汁物です。味付けはとてもシンプルだからこそ、あさりの旨味が引き立ちますよ。砂抜きを丁寧におこない、火加減を気を付けることで、旨味のある汁だけでなく、ふっくらジューシーなあさりも楽しめます。

ちょっとしたコツを押さえるだけで、失敗なく作れるあさりのお吸い物。ぜひ気軽に作ってみてくださいね。

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