ライター : donguri

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旨みあふれる「ボンゴレ・ビアンコ」の作り方

貝の出汁がたっぷりの「ボンゴレ・ビアンコ」の作り方をご紹介します。残ったソースは、バケットに付けて食べたくなるほど絶品の味♪ パスタのなかでも人気が高いので、作ったことがある方も多いかと思いますが、これからご紹介する4つのコツを覚えれば、さらに本格的な味が楽しめます! ランチやディナー、パーティー料理にも、ぜひ取り入れてみてくださいね。

「ビアンコ」と「ロッソ」の違いとは

イタリア語で「ボンゴレ」はあさり、「ビアンコ」は白、「ロッソ」は赤を意味します。「ボンゴレ・ビアンコ」は白ワインを使ったオイルベースのパスタで、「ボンゴレ・ロッソ」はトマトベースのパスタのこと。 もうひとつ有名なのが「ボンゴレ・ネロ」というイカ墨を使ったパスタです。もうおわかりの通り「ネロ」は黒という意味。日本では、醤油やシソを使った和風ボンゴレも人気です。

簡単♪ ボンゴレ・ビアンコのレシピ

Photo by donguri

ボンゴレ・ビアンコの作り方は簡単ですが、作る順序がとっても大切。あさりの旨みを最大限に引き出すために、料理酒ではなく白ワインを使用してくださいね。 レシピ通りにきっちりと作ったら、いつもとの違いに驚くこと間違いなし!おもてなしにも十分なほど、本格的な味に仕上がりますよ。

材料(1人分)

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作り方

1.あさりの砂抜きをする

計量カップに入った水

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あさりは、海水と同じ3%の塩水を作って塩抜きをします。水300mlに対して、塩小さじ1と1/2(9~10g)が目安です。
あさりの砂を抜いている様子

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あさりが重ならないようにバットに並べ、作った塩水を加えます。新聞紙などで蓋をして、スーパーのあさりで2~3時間、潮干狩りのものならひと晩ほど置けば、砂抜きの完成です。

2.あさりを水でよく洗う

あさりを洗った様子

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砂抜きしたあさりを水でよく洗う。パスタをゆで始める。

3.にんにくを切る

にんにくを切っている様子

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にんにくを縦半分に切って芽を取り除き、包丁で潰す。

4.赤唐辛子とにんにくを火にかける

フライパンににんにくと唐辛子を入れた様子

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フライパンに火をつけない状態で、オリーブオイル、赤唐辛子、にんにくを入れる。
キツネ色になったにんにく

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フライパンを弱火にかけ、にんにくがキツネ色になったら赤唐辛子と一緒に取り出す。

5.あさりを加える

あさりを蒸し焼きにしている様子

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あさりと白ワインを4に入れ、蓋をして中火で蒸し焼きにする。
口が開いたあさり

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あさりの口が開いたら一旦あさりだけを取り出し、フライパンをゆすりながらソースを乳化させる。
乳化が完了した様子

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水っぽかったソースにトロみがつけば、乳化できたサイン。取り出したあさりを戻して、固めにゆでたパスタを加える。

6.パスタを加えて完成

完成したボンゴレビアンコ

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バジルを入れて、パスタとソースが程よく絡まればできあがり!

ボンゴレビアンコを作るコツ

あさりの砂抜きは丁寧に

スーパーで買ったあさりでも、必ず砂抜きをすることが大切です。また、塩分の濃度をきちんと計算しないと、せっかく砂抜きをしても意味のない結果に。 あさりは8割ほどの高さの塩水に付けて置くのがポイントなので、容器の大きさによって、必要な塩水の量が異なります。少し多めに作っておくと、後から作り足す必要がなくなるので便利ですよ。

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