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切り方
1. お好みの大きさに半月切りにします。半月切りにした面を上に向けて置いたら、両端の角を斜めに切り落とします。
2. 桂むきをする要領で皮を剥くように花びらの形に整えます。
3. 花びらの先端をV字に切って完成です。お好みの薄さにスライスして使ってください。
コツ
花びらは小さめがいいので、人参の細い部分を半月切りにして使うのがおすすめです。厚めに半月切りにして花びらの形を作ってからスライスして使えば、一度にたくさんの花びらができますよ。
完成した花びらを包丁でカーブをつけるようにして2mmほどの厚さにスライスすると、そりのあるリアルな花びらになります。
5. 秋にぴったり「もみじ」
秋になると色付く木々の葉はどれも美しいですよね。特にもみじの葉は形も色もとても魅力的。秋の食材を使った鍋料理や、銀杏の入った茶碗蒸しの飾り付けに添えればとても上品なひと品になって、優雅な食卓になりそうですね。
もみじの切り方はいろいろありますが、今回は葉が7枚あるもみじの作り方をご紹介します。
切り方
1. 輪切りにした人参を2辺が長めの七角形に切り出します。
2. 各辺に3mmほどの切れ込みを入れていきます。長めの2辺からなる角を上にして置きます。長めの2辺のみ中心から少し下のほうに切れ目をいれます。
3. 残りの辺は中心に切れ目を入れます。
4. 七角形の角から切り込みに向かってもみじの葉を切り出していきます。少し丸みを出して切り出すのがポイントです。
5. 葉の片側すべてを切ったら、上の写真のようになります。裏返してもう片方も同じように切って、葉の形を作っていきましょう。
6. すべての葉を切り出したら、必要に応じてもみじ全体の形を整えて完成です。
コツ
左右対称の葉を作ろうとして無理に形を整えすぎると、逆にバランスが崩れてしまうことがあるので注意しましょう。左右非対称のほうが、型抜きでは出せない温かみのあるもみじができますよ。
切り出したもみじの表面に包丁で葉脈を切り出してもいいですね。
6. 立体的で可憐な「蝶にんじん」
かわいい蝶をかたどった人参は、立体的で触覚もしっかり再現しています。春はもちろん、年中さまざまな料理の飾りとして添えるだけで、一気に華やかになりますよ。たくさん作って並べれば、蝶が羽ばたいているような魅力的な食卓になります。
薄く切るところ以外は難しい工程がなく、意外と単純な作業で作ることができます。何度か練習して、より薄い羽と細い触覚の可憐な蝶を作ってみてくださいね。
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