鶏胸肉をやわらかく焼く3つのコツ

1. 皮目は強火でカリッと

皮面は焼き縮みするので、浅く切り込みを入れるといいでしょう。少量の油をひき、皮面から焼いていきます。最初は焦げ付かないようにときどきフライパンをゆすりましょう。脂が出てきたら動かさないでいいサインです。そのまましばらく焼き、表面の皮をカリッと揚げるように焼くことがポイントです。こんがりきつね色を目安にしましょう。

2. あとは弱火でじっくりと

弱火でじっくり焼いていると、肉汁が流れ出てきます。アクや臭みを含みますので、しっかりキッチンペーパーでふき取りましょう。この一手間を惜しまないことでしっとりとやわらかい歯ごたえで、味も香りもすっきりした印象に仕上がります。また、味もしみやすくなり、おいしい鶏胸肉になりますよ。

3. 火の通しすぎは厳禁！

鶏胸肉を強火で長時間加熱すると、水分がどんどん外へ出ていってしまいます。そうなると、胸肉のあのパサパサ感が強く出てしまいます。余熱で中まで火を通すくらいのイメージで、加熱は手短にすることを心がけましょう。そのためにも、調理30分程前から鶏胸肉を常温に戻しておくことが大事なポイントです。常温で置く時間がないからといって電子レンジで加熱してしまうと身が縮んでしまうため、注意しましょう。