ライター : とも

子育てフードライター

三重・四日市グルメ「トンテキ」とは

三重県の四日市市で愛されている「トンテキ」。みなさんは、トンテキとはどのような食べ物かご存知ですか?トンテキは、厚切り豚肉のステーキのこと。黒っぽく、味の濃いソースがかかっているのが特徴です。

四日市・西新地にある中華料理店「来来憲(らいらいけん)」の看板メニューが始まりとされていて、遠方からトンテキを求めて四日市市を訪れるファンも多い人気料理です。

名前の意味

トンテキの「トン」は「豚」を指し、「テキ」は「ステーキ」を指しています。「豚のステーキ」という意味で名づけられました。

「グローブ」と呼ばれることも

四日市市のトンテキは「グローブ」とも呼ばれています。これは、焼き縮みを防ぐために豚肉に深く切れ込みを入れた形がグローブに似ていることが由来です。

四日市トンテキには定義がある

四日市で提供されるトンテキには、4つの定義があります。

1. ソテーした厚切りの豚肉であること
2. 黒っぽい色の味の濃いソースが絡められていること
3. にんにくが添えられていること
4. 千切りキャベツが付け合わせに添えられていること

上記の定義を満たしたものは「四日市トンテキ」とされるため、お店によって味付けや形が異なることも。たとえば、豚肉を短冊状に切ったものもありますよ。

ビフテキ、ポークソテーとの違い

ビフテキとの違い

トンテキと名前がよく似ている「ビフテキ」。ビーフステーキの略語と思われがちですが、実はステーキ全般を指すフランス語「bifteck(ビフテック)」が由来という説が有力です。

トンテキとの違いは、肉の種類。トンテキは豚肉で作るのに対し、ビフテキは牛肉を使う点が違います。

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