
ライター : KIBO LABO キボー ラボ
調理師 / フードコーディネーター
山口県山口市出身。東京での雑誌記者を経て、ライターをしています。大学・病院案内、行政の観光情報などの固いものから、グルメ・美容まで幅広いジャンルを執筆。イタリア料理とスペイ…もっとみる
おうちで「ナシゴレン」を作ってみよう!
インドネシアのご飯料理「ナシゴレン」は、ご飯にチキン、エビ、野菜などを入れて炒めたもので、スパイシーな料理の代表格。東南アジアのちょっと似た料理ではタコライス、ガパオライスなどもありますが、ナシゴレンはご飯を炒めているのが特徴です。
具材はお好みによりさまざまですが、こだわっているナシゴレンは野菜がとっても豊富に入っているので味に深みがあり、唐辛子などのスパイスが効いていて、ダイエットフードとしても注目されています。
「ナシゴレン」の名前の意味
「ナシ」はご飯、「ゴレン」は炒めるという意味の「ナシゴレン」は、インドネシアの観光地にある屋台のメニューです。
もとは中国の焼き飯のようなものでしたが、ナンプラーやチリソースなどが加わり、インドネシアの味として定着しています。甘辛くスパイシーな味と焼き飯に添えられた野菜や目玉焼きなど彩豊かで、日本でも人気です。
ナシゴレンを作るコツ
味の決め手は「サンバル」!
聞きなれない「サンバル」という調味料、「チリソース」というと馴染み深いですよね。ただ、日本の一般的なチリソースは酸味と甘みが目立ちますが、サンバルはシーフードの深みのある味が特徴で、辛味とコクが絶妙のバランスでおいしさを決めてくれます。
最近ではスーパーのアジアフードが置かれている棚などに、小さい瓶が置かれていることもあるのでチェックしてみてください。
具材は冷蔵庫にあるものでOK!
「ナシゴレンって一体何を入れるの?」と悩む前に、冷蔵庫の野菜をチェック。玉ねぎ、きのこ、もやしなど、普段使う野菜が残っていれば、チャーハンを作る感覚と大差はありません。
要は食卓の調味料の中に、インドネシアの調味料を仲間入りさせるだけ!アジアンテイストに仕上げて、レシピのレパートリーを増やしましょう。
調味料がそろわないときは「ナシゴレンの素」
調味料をわざわざそろえたくない!という方は、「ナシゴレンの素」を使うのがおすすめ。エビや鶏肉、お好みの具材と一緒にご飯を炒め、ナシゴレンの素でささっと味付けすれば完成します!
通販でも買うことができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
基本のナシゴレンの作り方
タイ料理には欠かせないナンプラーを効かせると、エスニックな香りが食欲をそそるナシゴレンに!材料を炒めたらご飯と調味料を、チャーハンの要領で炒めてできあがりです。子どもが食べるときは、チリソースの分量を少し減らしてケチャップをその分追加してみてくださいね。
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