圧力鍋でも簡単に作れる

圧力鍋を使うと、短時間でじっくり煮詰めたようなりんごジャムが作れます。加圧して圧が抜けたら、蓋をあけて水分を煮詰めましょう。果肉がやわらかくトロトロ、なめらかな口当たりです。パンやヨーグルトと一緒に食べるだけでなく、料理のソースとしても重宝しますよ。

りんごジャムを作る5つのポイント

Photo by macaroni

1. ジャムのかたさは砂糖の量で調整

とろりとしたなめらかなジャムや、果肉のサクサクとした歯ざわりを感じるジャムなど、かたさはさまざま。ジャムのかたさの違いには、砂糖の量が関係しています。

砂糖の量は、りんごの1/3が基準です。砂糖が多いとゆるくとろみのある仕上がりに、少ないとかための仕上がりになりますよ。お好みのかたさと甘さになるように、調整しましょう。

2. ゆっくりと時間をかけて煮詰める

ゆっくり煮詰めると、りんごから水分とペクチン(ジャムをかためる成分)が出てきます。初めてジャムを作る方は「水を加えず、りんごと砂糖を火にかけたら焦げてしまうのでは」と心配になるかもしれません。

りんごから思った以上の水分が出てきますので、ご安心ください。りんごに透明感が出るまでしっかり水分を出してから、煮詰めてとろみを出しましょう。

3. 皮つきで作るなら砂糖は多めに

りんごの皮にはペクチンが豊富に含まれています。皮を加えると、ジャムが作りやすいです。ただし、作りたては綺麗な赤色ですが、日が経つにつれて色が悪くなってしまうため、砂糖を多めに入れて色を保つ必要があります。

また、皮つきの場合、口当たりがなめらかになりにくいです。舌触りを気にする方は皮は取り除くのがおすすめですよ。

4. 砂糖なし、レモンなしでもできる?

砂糖の働きで、ジャムのとろみが生まれます。ジャムを甘さ控えめにしたいなら、砂糖の代わりにはちみつを使うとよいでしょう。

酸味の強いりんごなら、レモン果汁は加えなくてもOKです。甘味の強いりんごで作る場合は、ペクチンを引き出すレモン果汁を入れたほうが、ジャムがかたまりやすくなりますよ。

編集部のおすすめ