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時間をかけずに簡単!「焼きなす」
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
なすを丸ごと焼いて皮をむいた焼きなす。炒めものや揚げものでは出せない独特の香ばしさと、さっぱりした味わいは、暑い日にはたまらない美味しさです。でも、家庭で作るとなると「魚焼きグリルは使いたくない」「熱い皮をむくのは嫌」といった悩みが……。
「100円ショップなどで売っている『焼き網』を使えば、魚焼きグリルを使うよりも、早くて簡単に作れます。作り置きにもおすすめです」と教えてくれたのは、伊勢丹新宿店・フレッシュマーケットの鈴木理繪シェフ。
焼き網なら焼き時間は2分!「焼きなす」レシピ
「魚焼きグリルでなすを10分焼く」という作り方が一般的ですが、鈴木シェフの作り方では、なんと焼く時間は2分だけ。しかも美しい色に仕上がるところにも注目です!
1. なすは13~15cmの小さめを選ぶ
「初心者の方は、なすは13~15cm長さを目安に選びましょう。なすの皮を短時間で焼いて実に火を通すのですが、慣れていないうちは、小さめサイズのほうが失敗しにくいのでおすすめです。写真のなすのように、実にハリがあり、ガクがピンと上に跳ねているものが新鮮」
2. 焼き網を熱し、なすを直火で2分焼く
焼き網を中火で熱し、なすを並べて中火~中火弱にかける。金属のトングを使って焼き目がついたら転がして、2~3分で皮全体に焼き目をつける。ヘタ部分とお尻の太い部分は火が通りにくいので、少し長めに火に当てるとよい。
「ジュジュっと音がしたら返すのがポイント。なす全体に火を当てるために、一度に焼くのは2本までにしましょう。焼き時間が2分なんて短いと思うでしょうが、なすは火の通りが早く、余熱でも火が入ります。慣れてくれば強火で焼いてもOKです」
3. 焼いたなすは、すぐに氷水に入れる
「焼いたなすを氷水にジュッとつけることで、果肉がキュッと締まるので、果肉から皮がはがれやすくなり、変色を防いで美しい色に仕上がります。ちなみに10分以上じっくり時間をかけて焼いた場合、実がふにゃっとやわらかいので、氷水につける方法は不向き。水っぽくなり味が落ちてしまいます」
4. なすの皮をむく。果肉が翡翠色になっているのが理想!
「なすの紺色の皮が薄茶色に変色するまで焼いてしまうと、果肉が黄色っぽくなり、まだらな焼き目がついてしまいます。ただ見た目や色は悪くなりますが、美味しく食べられるのでご安心を」
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