ライター : なっちゃん

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かんぴょうとは?

かんぴょうとはゆうがお(夕顔)の果肉を細長く紐状にむいて、乾燥させたもののことです。7~8月に収穫し、太陽の下で2日にわたり干したらできあがります。かんぴょうはひらがなで表記されているイメージですが、漢字では「干瓢」と記します。ちなみに、栃木県が全国生産量の98%をしめていて、ゆうがおの果実のことを生産地では、「ふくべ」と呼んでいます。

かんぴょうの原料

ゆうがおはウリ科の植物で、夕方から翌朝にかけて白い花が咲くことからこの名がつけられました。熟していない果実は煮物や漬物に使われますが、ほとんどはかんぴょうに加工されます。似た名前の朝顔・昼顔・夜顔がありますが、これらはヒルガオ科で実がなりません。

かんぴょうの食べ方

かんぴょうは太巻き寿司やちらしずしによく使われますが、炒め物や煮物、丼ものなどさまざまな食べ方があります。甘辛く煮たのをかんぴょう巻きにせずそのままおかずにしてもおいしいですし、ごま和えやナムルにしてもおいしいです。

なお、かんぴょうを調理する際には下ごしらえが必要です。水につけたりゆでたりと少し手間がかかるので、余裕をもって準備しましょう。
かんぴょうの戻し方や、戻したかんぴょうの使い方をチェック▼

かんぴょうは寿司以外にも食べ方が!

太巻きやちらしずしによく使われるかんぴょうは、寿司以外にも煮物や炒め物など使い道はさまざまです。原料や下ごしらえのやり方を覚えて、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。下ごしらえは少し手間はかかりますが、単純な作業なので覚えたら簡単ですよ。

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