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きゅうりを煮ると不思議な味わい!
熟しすぎてしまったきゅうりは、パリッとした食感が損なわれて生ではおいしくなくなってしまいます。足が早いというほどでもないものの、大量消費がなかなかできないので、気がつけば冷蔵庫でしなびてきてる……なんてことありませんか?
今回は、そんな生で食べるにはイマイチになってしまったきゅうりの救済レシピ!煮ることで青臭さが抜け、茄子や冬瓜のようなとろりとした食感になるんです。
筍に似た独特の風味で、甘辛い味付けにするとお酒のあてに最適なひと品に!ご家庭にある調味料でできるので、ぜひ作ってみてはいかがでしょう。
「鶏胸肉ときゅうりのおかか煮」の作り方
分量(作りやすい量)
きゅうり 2本
鶏胸肉 1枚
塩胡椒 少々
ゴマ油 大さじ1
かつお節 大さじ2
A 水 100cc
A 醤油 大さじ1
A 酒 大さじ1
A みりん 大さじ1
A 砂糖 小さじ1
作り方
①きゅうりの皮をシマ模様に削ぐ。
皮を削がないと煮た時に口当たりが悪くなります。全てを削いでしまうと、煮崩れしやすくなるので、ほんの少し残るシマ模様にしましょう。ピーラーを使うと便利です。
②きゅうりを乱切りにする。
③鶏胸肉は皮や筋を取り、きゅうりと同じくらいのひと口大に切る。
④鍋にゴマ油を熱し、中火できゅうりを軽く炒める。
⑤きゅうり全体に油が馴染んだら、鶏肉を加える。
⑥鶏肉が白っぽくなったら、Aを加えてひと煮立ちする。
⑦落し蓋をして、中火で10分ほど煮る。
途中、全体をかきまぜて味が均一に染みるようにしましょう。
⑧火から下ろし、かつお節を加えて混ぜる。
器によそって、できあがり!
加熱したきゅうりは、生で食べるのとはひと味違った新食感!とろりと柔らかくて、煮汁をからめて食べるとご飯もお酒の進む味です。筍のような独特の風味も生まれて、土佐煮にように甘じょっぱいタレとかつお節の旨味がよく合いますよ。鶏胸肉の歯ごたえの良さとの対比が、またいい塩梅です。
きゅうりの煮物というと、ちょっと冒険をした味に感じるかもしれません。でも実際は、驚くほどクセがなく、ほっとする味。素朴な和食なので、お酒をあまり選ばず楽しめます。ビールに日本酒、焼酎にハイボール、はたまたワインとも意外と悪くない組み合わせになります。
できたての温かい状態でも、冷めた状態でもおいしいので、自分好みの組み合わせを見つけてみてくださいね。
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