
ライター : ちあき
育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる
ピニャコラーダとは?
ピニャコラーダは、ラムをベースに、パイナップルジュースとココナッツミルクを砕いた氷と一緒にシェイクしたカクテル。黄白色の色合いで甘みが強いのが特徴です。1970年代にマイアミやニューヨークで大流行したカクテルで、フローズンスタイルに仕上げることもあります。
ピニャコラーダの意味
ピニャコラーダは、スペイン語で"裏ごししたパイナップル"という意味を持ちます。
このカクテルが生まれたのは、1963年のこと。プエルト・リコの「バラキーナ・バー」でバーテンダーを務めるラモン・ポルタス・ミンガ氏が創作しました。これを「カリブ・ヒルトン・ホテル」のラモン・マローレ・ペレス氏が世に広めたのですが、なんでも彼が先に考案したという説も。
通常はグラスに入れて飲みますが、一時期、アイスクリーム用のコーンに入れて食べるスタイルが流行りました。日本では、ピニャカラーダと表記されることもあります。
アルコール度数
甘みもありクセがないので、非常に飲みやすいピニャコラーダ。そのアルコール度数も、8%程度と飲みやすくなっています。ノンアルコールで作ることもできて、お酒の飲めない方にも人気。度数が低めなので、女性にすすめても安心なカクテルです。
そしてピニャコラーダは、パイナップルやチェリーが添えられて出てくることが多いのも特徴です。カクテルピンに刺してグラスのふちにかけたり、そのままグラスの中に入れてもよいとされています。
カクテル「チチ」との違い
よく似たココナッツ系のトロピカルカクテルで人気なのが「チチ」。
ハワイ生まれのチチは、ブラウスの胸元にあるフリル「シシ」を語源としています。パイナップルジュースとココナッツミルクをたっぷりと使ったミルキーで口当たりのいい飲み口のカクテルです。
実は当初、「チチ」と「ピニャコラーダ」のレシピが偶然同じであったため、「チチ」の方がベースを変えて作られるようになりました。現在では、「チチ」のベースはウォッカになっています。
定番トロピカルカクテル♪ 「ピニャコラーダ」のレシピ
バーで飲むことの多いピニャコラーダですが、お家でも簡単に作ることができます。シェイクのような飲みやすさで、ココナッツの甘みがたっぷり。暑い日に手作りしてみてはいかがですか?
材料(1杯分)
・ホワイトラム……30cc(メジャーカップ小1杯)
・ココナッツミルク……45cc(メジャーカップ大1杯)
・パイナップルジュース……80cc
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