水の与え方

チアシードの水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとお水をあげ、それをいつまでも溜めないことが大切です。 プランターや鉢の下にお水の受け皿を敷いている場合は、受け皿に溜まったお水も水やりのたびに捨てるようにしましょう。いつまでも受け皿にお水が溜まっていると根腐れの原因となります。 また逆に乾燥し過ぎるとつぼみや花が枯れて、結果的にチアシードの収穫量が落ちてしまいます。バランスを見ながら水やりをするようにしましょう。

カビや害虫の対処法

チアシードの栽培で気をつける病気には軟腐病や灰色カビ病があります。細菌の感染を原因とする軟腐病、カビによる灰色カビ病と原因に違いはありますが、どちらも高温多湿の梅雨時期などに発症しやすいという共通点があります。 いったん病気を発症したら回復は見込めないので、病気になった部分を切り取るしか方法がありません。なるべく風通しのよい場所に置くようにしましょう。
また、カイガラムシやハダニといった害虫もチアシードにつきやすい害虫です。カイガラムシやハダニは気温が高く、風通しが悪いと発生しやすい害虫です。5月のGWや8月のお盆時期など家を閉め切って出かけることが多いときには要注意です。 カイガラムシやハダニの予防には葉水が効果的です。葉水とは霧吹きで葉の表裏にたっぷりとお水をかけることをいいます。また、ときには土の表面に落ちた枯れ葉やごみを取り除くことも土の蒸れを防ぎ病害虫に有効です。

今あるチアシードで気軽に試してみよう!

今まで食べ物としてしか見ていなかったチアシードが栽培用の種にすることもできて、なんだか意外に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 収穫までに時間はかかりますが、自分で栽培すれば完全無農薬、無添加のチアシードが簡単に手に入ります。植物を育てる楽しみや収穫への期待感も無視できません。 比較的簡単に栽培できるチアシード、失敗してもダメ元です。まずは手元にあるチアシードでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
▼チアシードやそのほかの「シード」が気になる方はこちら!

編集部のおすすめ