ライター : usagime

ローフードマイスター・野菜ソムリエ・オーガニックコンシェルジュ

通関士として商社勤務後、美容師・ローフード認定校講師として働きながら、天然酵母パンとスイーツを製造販売しています。不調や不安をやわらげる、心と体にやさしいものを追求中。趣味…もっとみる

ブルゴーニュ発のワインカクテル「キール」とは?

キールとは、白ワインにカシスリキュールを合わせるカクテルです。ワイン好きさんだけでなく、多くの人に馴染みのあるカクテルではないでしょうか?

キールは、お酒はあまり得意ではない人にとっても飲みやすいのがうれしいポイントです。ワイングラスに注ぐカクテルですが、飲み口の良さもあってか、短時間で飲み干すショートドリンクに分類されます。

名前の由来はフランスの「キール」市長から

キールを考案したのは、フランス・ブルゴーニュ地方の都市で市長を務めたフェリックス・キール氏。彼は政治家であることに加え、食通としても知られていました。

第二次世界大戦が幕を下ろした1945年、各国の経済が疲弊するなか、ブルゴーニュ産ワインの輸出も滞っていました。そこでキール氏は、同じくブルゴーニュ地方の名産品であるカシスと白ワインを使うカクテルを考案。市の歓迎会で提供することで、その魅力を外へアピールしたそうです。

料理人としての評価も高い彼のレシピは大好評。それ以来、彼は実に20年もの間市長を歴任し、その功績をたたえ、考案したカクテルは「キール」の名が冠されました。

甘酸っぱく爽やかな味わいのキール

甘酸っぱくほどよい飲み口のキールは、食前酒として好まれます。1970年代、日本のワインブームの追い風もあって、キールは広く知られるカクテルとなりました。上品で気品が感じられるカクテルなので、祝い酒として提供されることもあります。

爽やかワインカクテル「キール」のレシピ

ワインベースのカクテルとして、世界的に有名なキール。作り方はとても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

材料

・白ワイン……4/5(145cc) ・クレーム ド カシス(カシスリキュール)……1/5(35cc) ※ワイングラス180cc量

作り方のコツ

キールに使う白ワインは辛口がベスト。また、材料はあらかじめしっかり冷やしておくことが、おいしく作るコツです。氷を使わないカクテルなので、ベースとグラスもよく冷やしておくといいですよ。

こちらのレシピでは、濃縮糖度40%ほどの甘口リキュール「クレーム・ド・カシス」を使用しています。キレのある味わいを楽しみたい人は、あえて「クレーム・ド」の表記がないカシスリキュールを選んでみるといいでしょう。
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