マーマーレードとの違い

マーマレードは、JAS(日本農林規格)で「ジャム類のうち、かんきつ類の果実を原料としたもので、かんきつ類の果皮が認められるもの」と定められています。コンフィチュールはかんきつ類以外の果物でも作る点が違いますよ。

なお、マーマレードの語源はポルトガル語の「marmelade」。ポルトガルでは、マルメロという果物で作られていましたが、しだいにレモンやオレンジなどが使われるようになりました。

コンフィチュールのレシピ

1. オレンジとパプリカのコンフィチュール

オレンジにパプリカを加えるコンフィチュールは、甘さ控えめでワインによく合いますよ。きび砂糖と水を加熱するときは、焦げないように弱火にするのがポイント。オレンジは房ごと使うため、材料を切ってすぐに使えるのがうれしいですね。隠し味の酢が全体をきりっと引き締めてくれます。

2. いちごのコンフィチュール

鮮やかな赤色が目を惹くいちごのコンフィチュール。果汁がしっかり染み出るよう、いちごに砂糖をまんべんなくまぶすのがポイントです。砂糖はいちごの1/3~1/2量を目安に、いちごの甘さや好みで加減してくださいね。

3. キウイフルーツのコンフィチュール

キウイフルーツのコンフィチュールは、爽やかな味わいが楽しめます。はちみつのまろやかな甘さとキウイフルーツの酸味が上品なひと品。少量から作れるので、キウイフルーツが少しだけ余っているときの活用にもおすすめですよ。

コンフィチュールのアレンジレシピ

4. パインコンフィチュールのヨーグルトパフェ

パイナップルをホワイトキュラソーや砂糖などで漬ける、大人むけのコンフィチュールはいかがでしょうか?ホワイトキュラソーのオレンジ風味が全体にゆき渡り、パイナップルの甘みがより引き立ちます。パイナップルコンフィチュールと水切りヨーグルトで、リッチなパフェを召しあがれ。

コンフィチュールで食卓を華やかに!

コンフィチュールは、果肉の食感や風味を味わえるのが魅力です。砂糖があれば簡単に作れるため、果物がたくさん手に入ったときにご紹介したレシピを試してみてはいかがでしょうか?少量の果物で作るなら、レンジを活用するのがおすすめですよ。

朝食やおやつにコンフィチュールを添えて、優雅なひとときを過ごしてみてくださいね。
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