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砂肝とはどこの部位?
砂肝は、鳥類のもつ砂嚢(さのう)という部位のことを指します。英語では「Gizzard」と表記されます。「肝」という字が入っているので肝臓をイメージされる方が多いかもしれませんが、実は胃の一部なんです。硬い食べ物を消化するために必要な部位です。
お肉を食べるときに気になるカロリー。そんなときにも砂肝はおすすめです。鳥類は食べ物を噛まずに丸のみにするので、消化器官を使って砕く必要があります。その、硬い食べ物を砕く役割をするのが砂肝(砂嚢)です。
砂肝の栄養
タンパク質が豊富な砂肝。ビタミンB12とビタミンKも多く含んでいます。ほかにも、亜鉛、鉄を多く含んでいることも砂肝の特徴です。鉄が不足すると身体に酸素がうまく運ばれずに、鉄欠乏症になることがあります。鉄も亜鉛も体内で生成することができないので、食事で補うしかありません。(※1)
砂肝のカロリー
砂肝のカロリーは100gあたり94kcal。焼き鳥2本は約80gなので、75kcalです。(※1)鶏皮は100gあたり497kcal(※2)、鶏モモ肉(皮なし)は100gあたり116kcal(※3)なので、ほかの部位に比べると砂肝がヘルシーなことがわかります。
砂肝の下処理の仕方
青白い部分を取り除く
砂肝についている青白い部分は食感が硬いので取り除きます。手で剥がすこともできますが、取りづらい場合は包丁を使って削いでくださいね。黄色い脂肪がついている場合は、こちらも取り除きます。
切りこみを入れる
砂肝は、分厚いので中まで火を通すのに時間がかかります。スライスせずに使う場合は、切りこみを入れるか、フォークを使って穴をあけてから調理しましょう。炒め物などにするときは、縦にスライスしてから使います。
砂肝を使った人気レシピ8選
1. おつまみに キムチ砂肝
こちらは、砂肝とキムチを炒めたレシピ。砂肝は、スライスせずに切り込みを入れておくのでコリコリとした食感が際立ち、食べ応えがあります。キムチと一緒に炒めた、お酒のおつまみにぴったりのひと品です。
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