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砂肝とは「砂嚢(さのう)」の部位を指す
砂肝は、鳥類のもつ砂嚢(さのう)という部位のことを指し、英語では「Gizzard」と表記されます。「肝」という字が入っているので肝臓をイメージされる方が多いかもしれませんが、実は胃の一部なんです。硬い食べ物を消化するために必要な部位です。
鳥類は食べ物を噛まずに丸のみにするので、消化器官を使って砕く必要があります。その、硬い食べ物を砕く役割をするのが砂肝(砂嚢)です。
ほとんどが筋肉で構成されており、コリコリとしたクセになる歯ごたえが特徴的。あっさりとした淡白な風味ですが、一度食べるとやみつきになりますよ。
鳥類は食べ物を噛まずに丸のみにするので、消化器官を使って砕く必要があります。その、硬い食べ物を砕く役割をするのが砂肝(砂嚢)です。
ほとんどが筋肉で構成されており、コリコリとしたクセになる歯ごたえが特徴的。あっさりとした淡白な風味ですが、一度食べるとやみつきになりますよ。
「砂肝」と「砂ずり」の違いはなく同じ部位の言葉
居酒屋で焼き鳥を頼もうとメニューを見ると、砂肝ではなく砂ずりと書かれているのを見たことはありませんか。
砂肝と砂ずり、いったい何が違うのだろうと思いますが実はこのふたつはまったく同じ部位のことを指しています。
砂ずりという呼び方は、九州地方や東海地方で使われていたものでそれが全国に広がって多くの人に定着したといわれています。
砂肝と砂ずり、いったい何が違うのだろうと思いますが実はこのふたつはまったく同じ部位のことを指しています。
砂ずりという呼び方は、九州地方や東海地方で使われていたものでそれが全国に広がって多くの人に定着したといわれています。
砂肝のカロリーと栄養素
砂肝のカロリーは100gあたり「86kcal」
砂肝はたんぱく質が豊富で、脂質や炭水化物はほとんど含まれていません。砂肝のカロリーは100gあたり86kcal。焼き鳥2本は約80gなので、約69kcalです。
鶏皮は100gあたり477kcal、鶏もも肉(皮なし)は100gあたり113kcalなので、ほかの部位に比べると砂肝が低カロリーなことがわかります。(※1,2,3)
鶏皮は100gあたり477kcal、鶏もも肉(皮なし)は100gあたり113kcalなので、ほかの部位に比べると砂肝が低カロリーなことがわかります。(※1,2,3)
ビタミンB12やビタミンKも豊富
砂肝には、貧血や眼精疲労をやわらげるビタミンB12、骨密度を高める作用があるビタミンKが多く含まれています。
ほかにも不足しがちといわれる亜鉛や鉄も含まれているので、ぜひ積極的に摂取してみてくださいね。(※1,4,5)
ほかにも不足しがちといわれる亜鉛や鉄も含まれているので、ぜひ積極的に摂取してみてくださいね。(※1,4,5)
砂肝の下処理
包丁を使う方法
砂肝をふたつに切り分けて、青白い部分をそぎ落とします。反対側も同じように青白い部分をそぎ落としたら、真ん中に深く切り込みを入れます。
爪楊枝を使う方法
砂肝をふたつに切り分けて、青白い部分をすくうように爪楊枝を刺します。爪をはがすように爪楊枝を抜き、手で皮をむきます。剝がしにくい場合は包丁で切り落としてください。
反対側も同じように皮をむいたら、真ん中に深く切り込みを入れます。
反対側も同じように皮をむいたら、真ん中に深く切り込みを入れます。
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