ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

ハンバーグに合うスープレシピ

ハンバーグといえば誰もが大好きなメインディッシュですよね。今日の献立がハンバーグだと知っただけで、幸せな気分になる人も多いでしょう。 でも、そんなハンバーグの付け合わせで悩んだことありませんか?スープなら簡単だけれども、いつもおなじようなものばかりで、レパートリーが広がらない……なんて方も多いはず。 そこで今回は、ハンバーグの種類に合わせて、オススメのスープを紹介いたします。

定番のブイヨンベース

まず、スープと言えば、シンプルなブイヨンベースです。
ブイヨンは牛肉、鶏肉、魚、またはそれらの骨やすじ肉などにセロリ、玉ねぎ、 にんじんなどの香味野菜、香辛料を加え、時間をかけてうま味を煮出し、こすことでできあがります。野菜の甘さがスープの味を邪魔をせず、とても使いやすいのが特徴。

ちなみにブイヨンはフランス語でだし汁を意味し、日本の鰹や昆布だしのように、スープや煮込み料理を作る際に用いられます。
そしてここでは、そんなブイヨンベースの定番スープレシピをご紹介します。

新じゃがのオニオンスープ

新たまねぎや新じゃがいもなどの春野菜を使ったスープレシピです。 まず、材料の野菜をカットし、玉ねぎは耐熱ボウルに入れて電子レンジで加熱します。フライパンでニンニクを炒め、そこに玉ねぎも加えて飴色の玉ねぎを作ります。じゃがいもと人参も加え、白ワインや顆粒コンソメなどを入れて強火で煮ます。沸騰したら弱火にし 塩胡椒で味を調えたら完成です。 あめ色になるまで玉ねぎを炒め、甘さが増したオニオンスープはやはり定番ですよね。また皮が薄くて、みずみずしさが特徴の新じゃがいもを加えてることで、ほくほくとした食感も楽しめますよ。

白いガーリックスープ

白いガーリックスープはスペインの代表的なスープで、スペインでは日本のお味噌汁にも相当するようです。

ニンニクは皮をむき、縦半分に切って芽を取ります。小鍋にオリーブ油と一緒に入れ、薄いキツネ色になるまで揚げたら冷まします。サンドイッチ用のパンはクルトン用として小さく切り、揚げ油で揚げて油を切ります。スープの材料は鍋に入れて火にかけ、ビーフブイヨンを煮溶かし、皮をとったバゲットをつけ、ふやかします。

ミキサーにニンニク入りのオリーブ油、バゲット入りスープを入れて撹拌し、鍋に入れて強火にかけます。塩少々で味を整え、卵黄水を少しずつ加えてよく混ぜ合わせたら完成です。

このガーリックスープはコクがあって、かつなめらかな舌触りが特徴的です。

もずくのスープ

お次は、サッパリとした酸味が特徴のもずくスープです。 ニンジンは皮をむいてせん切りにし、水煮タケノコはくし形に切り、熱湯を回しかけます。 鍋にスープの材料、ニンジンを入れて中火にかけ、沸騰したら水煮タケノコ、もずくも入れて味を整え、加熱すれば完成です! とても簡単ですよね。ボリューミーなハンバーグにあっさりとしたスープを添えれば、お口直しになりますよ。
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クリームベースのミルキースープ

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