20. ゆでホタテ

生でも食べられるホタテをゆでることでプリッとした食感と適度に水分が抜けることでうま味が凝縮。生臭さも抑えられます。わさび醤油も良いですが、甘みのあるツメを塗っていただくのがさらにおすすめです。貝柱だけではなく、ヒモも一緒にいただきたいですね。

21. 煮はまぐり

刺身を酢飯にのせるだけでなく、それぞれの素材に「仕事」をするのが江戸前寿司の真骨頂。本来の煮はまぐりは、甘辛の煮汁で佃煮よりは薄味で煮込んだものですが、回転寿司店ではゆでたはまぐりにツメを塗ってだされることも。

22. ロコ貝

アワビの代用品として大量に輸入されていて「チリアワビ」とも呼ばれていましたが、日本農林規格のガイドラインで、標準和名の「アワビモドキ」ないし「ロコガイ」を用い、チリアワビ等の名称を使わないこととされました。 アワビとは別種で、アッキガイ科の巻貝の一種です。アワビに近いコリっとした食感で、これはこれで特有なうま味あり。いわば庶民の味方ですね。

23. 赤にし貝

お魚屋さんでは見かけない貝ですが、サザエと同じくらいの巻き貝で、貝殻の内側が赤いことからその名がつけられました。瀬戸内海などで獲れますが、トルコやブルガリアなどから輸入されている缶詰もあります。 肉食性でアサリなどほかの貝を食べるので、漁師には嫌われています。サザエ以上のしっかりとした食感があり、回転寿司チェーンでは主に煮貝にして提供されています。

子供も大好きな「軍艦」の寿司ネタ4つ

24. いかオクラ

オクラはケイジャン料理では、ガンボとして煮込みに使われています。 お寿司では、いか、オクラ、納豆を混ぜて軍艦巻きにして、かつおぶしをトッピング。主役であるはずのイカの存在感が薄いのは残念ですが、身体に良さそうなネバネバ系がお好きな方におすすめです。
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