10. マゴチ

マゴチは、コチ属のヨシノゴチやメゴチに対して真のコチという意味合いで、ホンゴチ(本ごち)とも呼ばれます。白身の高級魚の代表格で、旬は春から夏で産卵期と一致し、ヒラメの味が落ちる初夏には値があがります。 上品でありながら甘味があり、後味がよく夏に食べて爽やかな味わいです。

11. シイラ

シイラは1mを超える大型魚で、その引き具合の強さから釣り人に人気で、ハワイではマヒマヒと呼ばれています。とても脂のりがよく、口の中でやわらかにとろけます。 酢飯との相性もバッチリ。フライにすると身がふっくらとして実においしく、以前はハンバーガーチェーンでフィッシュバーガーの材料として使われていました。生でも加熱してもおいしくいただけます。

12. マコガレイ

白身魚の中でも地魚のヒラメとカレイは両雄。ヒラメはエンガワが寿司ネタとしては大人気ですが、カレイは独特な香りとコリッした歯応えのある食感を持ったその身のおいしさが魅力です。 単にカレイというと関東などでは本種を言うことが多い。春から味が次第によくなってきて、夏がその旬になります。子持ちを煮つけもおなじみですが、素材の特性を存分に味わうなら生のお寿司が最高です!

13. クロソイ

クロソイは、一般にソイ(曹以)と呼ばれているメバル科のお魚で、黒メバルとも呼ばれます。その名のとおりに色が黒く、皮の色に反して身の色は生だと美しい桜色。 適度な脂とシコシコとした心地よい食感で、アラからはいいだしが出ます。家庭ではあまりなじみのないお魚だからこそ、ぜひともお寿司屋さんで味わいたいお魚のひとつです。

14. ホウボウ

見た目は頭が角張った、ちょっと強面のお魚です。鮮やかな魚体に派手なヒレがあり、それで海底を歩くように泳ぎます。イタリアンではアクアパッツアによく使われます。 焼くと身の色が真っ白になりますが、お刺身では血合いの部分が赤く色付いてきれいです。冬場が旬の時期で、うま味が強く、適度な歯応えが秀逸です。キリリと冷やした白ワインとともに味わいたいですね。

旨味が凝縮された「光りもの」の寿司ネタ4つ

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