ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

おいしい小松菜のゆで時間とは

おひたしや炒め物に活躍する小松菜。歯ごたえを残して食べ応えのあるおいしい小松菜を食べたいけれど、ついゆで過ぎてしなしなになってしまったことはないですか?よい食感を残しておいしくゆであげるゆで時間とゆで方をご紹介します。 おいしくゆでる前の洗い方やアク抜きについてもご説明します。ゆでる前の正しい下ごしらえもひチェックしてください!

下ごしらえの仕方

洗い方

小松菜やほうれん草は根元に土などが残りやすい野菜です。根元を中心によく汚れを落としましょう。 洗う前に根元に十字に切り込みを入れ流水で流した時に汚れが流れやすいようにします。切り込みをつけた部分に流水を当てながら、茎を開くようにして茎全体をなでるように洗います。ボウルなどに水を溜めて、葉の部分はゆらゆらと泳がすように洗ってください。

アク抜きは不要

やや苦味を感じる小松菜ですが、えぐみなどを取り除くアク抜きは不要です。新鮮な小松菜は生でも食べられます。水にさらしたり、酢水につけたりする必要はありません。

小松菜のゆで方とゆで時間

手順

1. たっぷりのお湯に塩を小さじ1加え、十分に沸騰してから小松菜を入れます。
2. 湯に茎から入れ、小松菜の中央部分を手に持った状態で30秒ほどゆでます。
3. 葉まで全体を入れて15秒ほどゆでます。
4. 湯から小松菜を冷水に上げ、粗熱がとってください。

冷凍保存をする場合は固めにゆでると解凍した際もよい食感が損なわれないと思いますよ

ゆで方のポイント

ここで押さえておきたいポイントは、茎を先にゆでることで均一にゆで上がります。寒じめの小松菜は甘みがあってエグミがありませんから、一分以内でおいしく仕上がります。ゆで上がったら冷水に取ることで色鮮やかに仕上がりますよ。

▶︎塩加減
塩の量はほんの少しで大丈夫です。2Lの水に対して、小さじ1程度を目安にしましょう。

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