ライター : 前田未希

料理家 / フードコーディネーター

彩り鮮やか!デパ地下のサラダ気分

みずみずしさが特徴とも言えるサラダ。新鮮なシャキッとしたレタスや水菜、キュウリは爽やかな気分になりますね。 でも、「おつまみになるか?」というと微妙なのが、サラダの惜しいところ。今回は、そんなサラダの欠点をクリアした、おつまみになるサラダのご紹介! 食感に特徴のあるアボカドとカボチャを使って、お酒の進むピリ辛なサラダに仕上げました。 唐辛子とニンニクを効かせたサラダで、エスニックで洗練された味わいに。アツアツのできたてはもちろん冷めてもおいしい、おもてなしにも使えるレシピです。

「かぼちゃとアボカドのレッドホットサラダ」の作り方

分量(2人分)

かぼちゃ 1/4個(皮・種付きの状態で300〜400g) アボカド 1個 ニンニク 1片 オリーブオイル 小さじ2 黒胡椒 少々 塩 ひとつまみ A マヨネーズ 大さじ1 A 顆粒コンソメ 小さじ1/2 A 七味唐辛子 6振り程度
辛いのが苦手な方やお子様と一緒に食べる場合は、七味唐辛子の代わりにパプリカパウダーを使用し、少量のチリパウダーを加えるとおいしくいただけます。

作り方

①かぼちゃは種とワタを取り除く。
包丁やスプーンでこそぐようにして、ワタが残らないよう取り除きます。グレープフルーツスプーンを使用すると綺麗にできます。
②かぼちゃを一口大にカットする。
皮は取らずにそのまま使いますが、でこぼことした傷がある場合、食感が損なわれるので削ぐようにして取り除きましょう。
③耐熱皿に重ならないよう並べ、水(大さじ1)をまわしかける。
硬い皮の部分が底にくるように並べましょう。火の通りを均等にするために、かぼちゃは重ならないようにしましょう。
④ラップをふんわり被せて、600Wの電子レンジで3分ほど加熱する。
取り出す時は器が熱くなっているので火傷に注意!調理器具によって加熱時間は異なるので、調整して下さい。
⑤竹串を刺して、加熱具合を見る。
すっと竹串が入る状態になるまで加熱しましょう。 あまり加熱しすぎて柔らかくなると、調理時に崩れてしまうので注意。
⑥ニンニクは芽を取り除き、みじん切りにする。
⑦アボカドを一口大にカットする。
【アボカドの切り方】
①縦にくるりと一周、包丁を入れる。
②手で左右を持ち、左右反対側に回す。
左右反対側に回すと、するっと割れます。
③更に包丁を入れ、縦半分にする。
種の付いているものは、種と実の部分に軽く包丁を入れると取れます。
④皮をめくる。
⑤3〜4等分して、一口大になるようにする。
⑧フライパンにオリーブオイルとニンニクを熱し、香りを出す。
⑨香りが立ったら、かぼちゃを加えて中火で焼き色をつける。
かぼちゃはレンジ加熱で火は通っているので、強めの火で表面だけ焼けばOK。こうして焼き色をつけることで香ばしく、パリッとした食感になります。
⑩焼き色がついたら、アボカドとAを加えてさっと混ぜ合わせ、塩胡椒で味を整える。

器によそってできあがり!

香ばしくてホクホクのかぼちゃに、ねっとりクリーミーなアボカド。2種類の食感が楽しい一品です。特に加熱したアボカドは、生のものとはまた違う食感になって面白いですよ。 素材に甘味があるので、味付けをパンチのあるものにすることでメリハリが出ます。「かぼちゃってお酒に合うの?」と思う方にこそ試していただきたいレシピ。しっかりとした味なので、お酒もそれに負けないものや、喉越しのよい炭酸のものがよく合います。 七味唐辛子は多めに振っても、マヨネーズが緩和してくれ丁度良いピリッと感になりますよ。 カリカリに焼いたベーコンや、アンチョビで塩気を加えてもおいしいので、ぜひ試してみてくださいね!

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