食感(サクサク感)

一番食感がよいのは片栗粉。ザクザクカリカリしていて、食べごたえが抜群でした。米粉とコーンスターチは薄付きで、揚げたてはサクッと軽い仕上がりでした。

油切れ・軽さ

米粉とコーンスターチはとても軽く、どちらも油を吸いにくい特徴があります。油切りをしてキッチンペーパーにをのせると、油染みはほとんどありませんでした。

片栗粉は、米粉とコーンスターチと比べると衣が付いている分油っぽさがありました。揚げたてが一番よいように感じました。

時間が経つとどう変化するか

片栗粉の揚げ物は、時間が経つと油っぽさを感じるため、揚げたてがおすすめ。

米粉とコーンスターチは、時間が経っても油っぽさがなく、おいしくいただけました。米粉のほうが衣が細かく薄付きで、軽さがキープできていました。

【シチュー・とろみ付け】なめらかさを出すなら「米粉」がおすすめ

Photo by 稲吉永恵

代用品米粉片栗粉コーンスターチ
粘度
風味
ダマに
なりにくさ

粘度

片栗粉はとろみや粘りが強く、ぷるんとした口当たりになります。しばらくおくととろみが緩んでしまったので食べる直前に加えるのがよいです。そして片栗粉はほかの粉と比べると透明感を感じました。

コーンスターチはなめらかで片栗粉と比べると粘り気が弱く、軽い印象です。片栗粉と同じくらいのとろみをつけるなら、コーンスターチは量を増やす必要があると思いました。

米粉は、とろっとしたやさしいとろみが均一に付きます。口溶けよく感じました。

風味

片栗粉は、とろんとしてミルクのまろやかさを感じました。

コーンスターチは片栗粉と比べるととろみが薄いせいかあっさりとした印象。米粉は、ミルクの風味を一番感じられました。
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