普通のあんこと何が違う?「小倉あん」の由来とおいしいレシピ!

和菓子には欠かせないあんこ。つぶあん、こしあんで好みがわかれますよね。ところで小倉あんはつぶあんだと思いますか?こしあんだと思いますか?小倉あんの小倉とは、つぶあんとこしあんとは違うものなのかなど、小倉あんの正体をさぐります!

小倉あんは普通のあんこじゃないの?

あんこといえば、まず思い浮かべるのが「つぶあん」と「こしあん」ではないでしょうか。このふたつの違いは、文字を見たとおり、粒のあんか、こしたなめらかなあんかで予想がつきますよね。しかし、もうひとつよく見かける「小倉あん」、こちらも同じあんこですが、これはつぶあんなのでしょうか?それともこしあん?

つぶあんとこしあんの違いは知っていても、小倉あんがどのようなあんこなのか、みなさんは説明できますか?一般的なあんこと小倉あんとでは何が違うのか?そもそも「小倉」にはどのような意味があるのか調べてみました!

それぞれのあんこ

小豆と砂糖を原材料に作られるあんこにはいくつかの種類があります。耳にするのが多いのは、つぶあんとこしあん、つぶしあん、そして小倉あんの4つでしょう。耳にして聞いたことはあっても、それぞれの特徴はとらえにくいところもありますよね。まずは、小倉あん以外のあんこについて説明していきます。

つぶあんとは

小豆の粒をつぶさないように炊き上げたものをつぶあんと呼びます。見た目にもつぶつぶとしたあんこで、小豆の食感を残したあんこです。

あんこを使った食べ物は、つぶあんか、こしあんかで好みの分かれる代表的なものですよね。好みは分かれますが、つぶあんは、関東よりも関西方面で好まれることが多いようです。

こしあんとは

小豆の粒を裏ごしして外皮を取り除き、砂糖を混ぜて滑らかに練り上げたものをこしあんと呼びます。ようかんや薄皮まんじゅうなどにはこしあんが使われていることが多いですよね。

つぶしあんとは

つぶしあんは、あまり聞きなれない方もいるかもしれませんが、小豆を煮たものをすり潰して砂糖を混ぜ、練り上げたものをつぶしあんと呼びます。

こちらも和菓子によく使われています。食感はこしあんに近いのですが、皮が残る程度につぶすのが特徴です。つぶあんとこしあんの中間のようなあんこです。

で、小倉あんとは?

さて問題の小倉あんですが、小倉あんは、こしあんに蜜で煮た大納言小豆などの大粒の小豆を粒状のまま混ぜたあんこを小倉あんと呼びます。他のあんことはひと手間違うんですね。ただし、単純につぶあんとこしあんを混ぜ合わせたものを小倉あんと呼んでいる場合もあるようです。

小倉あんというと、名古屋名物の小倉トーストが有名ですね。

小倉あんの「小倉」ってなに?

つぶあん、こしあん、つぶしあんは製造方法が名前の由来になっていることが分かりました。ですが、小倉あんの「小倉」にはどのような意味があるのでしょうか?

この「小倉」には、百人一首でも有名な京都の北西部にある「小倉山」に由来があります。小倉あんに使われている大納言小豆は、この小倉山周辺を産地とするものが最も良質と言われていました。

そもそもの始まりは、西暦809年頃に空海が中国から持ち帰った小豆の種を、小倉山近辺で栽培し、和三郎という菓子職人が砂糖を混ぜて練り上げ、あんことして御所に献上したのが発祥だと言われています。

その後、小豆の生産地が移ったり品種改良が進んだりしたことから、本来の「小倉大納言小豆」は減少していきましたが、近年になって再び小倉山周辺でも栽培されるようになったそう。江戸時代では茶道のお菓子として使われていたようですが、江戸周辺ではこの大納言が生産されていなかったため、とても貴重なものだったようですよ。
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大納言と小豆の違いはちょっと切ない

小豆の中でも特に大粒の品種を「大納言」と呼びます。選別の際に5.8mmのふるいかかるものが大納言とされています。

その名前の由来は、煮たときに皮が破れにい特徴を持ち、「腹切れ」を起こしにくいことから、切腹の習慣がない公卿の官位の「大納言」の呼び名が付けられたと言われています。普通の小豆と大納言の大きいな違いは「大きさ」に加え、皮の破れにくさもあるんですね。

とっておきの簡単小倉あんレシピ

こしあんやつぶあん、また他のあんこと小倉あんの違いや由来、発祥についてご紹介してきました。由来や歴史が分かったところで、おいしい食べ方についても気になりませんか?つづいて小倉あんをたっぷり使って、簡単に作れるおやつレシピをご紹介。

1. ねじりアンパン

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ちあき

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