ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

苦味が気にならない?あしたばレシピの紹介

今日葉っぱを摘んでも、明日には新しい葉っぱが出るということから「明日葉」と名前がつくほど、生命力の強い植物です。スーパーではあまり見かけないマイナーなお野菜ですよね。旬は、2月中旬から5月頃になります。
独特な苦みやクセ、香りのあるお野菜なので、苦手という人も多いかもしれません。青汁などの健康食品の原料にもなっているほど、栄養はたっぷりなので、おいしく食べれたらうれしいですよね。
今回は、あしたばの選び方から、独特のクセをやわらげる方法やおいしいレシピについてまとめました。

あしたばの選び方

葉っぱの緑色が鮮やかで、色が濃いもの、切り口が新しく変色していないものを選びましょう。茎が細く短く、しなりがあるもののほうが、やわらかく食べやすいのでおすすめです。

あしたばの苦みが気になる?食べ方のコツ

クセのあるあしたばですが、やり方次第で食べやすくできます。

油を使って調理する

油を使って調理すると、あしたばの苦み成分を油がコーティングしてくれます。そのため、あしたばの苦みやクセのある味が、抑えられ食べやすくなります。油で揚げる天ぷらや、油を使った炒めもの、和えものにするのがおすすめです。

タンパク質の食材と合わせる

タンパク質との相性もよく、苦味やわらげることができます。なるべくお肉や卵、ツナ、ちりめんじゃこ、豆腐などを合わせた料理で楽しみましょう。

下ゆでをしてクセを抜く

香りが気になる人は、調理前に茹でてから使いましょう。 沸騰したたっぷりのお湯に塩を入れて、茎から約1分ほど茹でます。葉は、さっとくぐらせるくらいにして、すぐ冷水へとり出し、冷まします。独特のクセがやわらぎ、食べやすくなりますよ。

編集部のおすすめ