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ローリエの代用何かない?
カレーやポトフ、ミネストローネスープなどの煮込み料理には欠かせないローリエ。煮込む際に1枚加えるだけで料理に上品な香りをプラスしてくれます。しかし、毎日使うものではないですし、常備されているご家庭は少ないのでは?
そういった時に、ローリエを他のもので代用することができれば助かりますよね。今回は、ローリエの代用として使えるものをご紹介します。また、ローリエや代用品がなくても、肉の臭みをとる方法もご紹介しますよ。
ローリエの役割
そもそもローリエとは、何の葉でどのような役割を果たしているのでしょうか。まずは、このことからご紹介していきましょう。
そもそもローリエとは?
ローリエは日本では、「月桂樹の葉」「ベイリーブス」「ローレル」「ロリエ」などさまざまな呼び名で呼ばれています。これは各国の綴りや発音の違いから来ているようです。
この呼び名の通り、ローリエは月桂樹の葉を乾燥させた香辛料のことです。オリンピックなどで、金メダリストが葉の冠をかぶっている姿を見たことがありませんか?月桂樹は、あの冠に使われている葉です。スパイシーな香りが特徴的で、粉状と葉の形の2種類が販売されています。
ローリエの役割
では、ローリエの役割とはどういったものでしょうか?よく使用されるのは、カレーやシチュー、ポトフなどの洋風の煮込み料理。他の材料と一緒に鍋に入れて煮込みます。あるいは、マリネ液やオリーブ油、調理用油の中に入れて1時間ほど漬けて置くという使い方もあります。
どちらも、使い方はとても簡単ですよね。使い方はとても簡単ですが、ローリエを1枚を加えるだけで料理によい香りが付き、風味がよくなるのです。また、肉や魚の臭みなどを消す効果もあります。
他にも、ピクルスを漬けたり、ラタトゥイユを煮込む際に使うと、ぐっと風味がよくなります。このように、ローリエは、料理の香り付けや肉や魚などの素材の臭み消しとして、大切な役割を果たしています。
ローリエの代わりになるもの
では、ローリエがない場合に何で代用できるかをご紹介しましょう。
ローズマリー
ローズマリーは、地中海原産のシソ科のハーブで、松に似た強い香りがします。もちろんローリエの香りと同じというわけではありませんが、ヨーロッパでは、古くからローリエと同じような役割を果たしてきました。ローリエをそのままローズマリーに変えてもおいしく仕上がるはずです。
ローズマリーは、消臭や抗菌作用、酸化防止作用があり、肉の鮮度を長持ちさせる効果があるため、カレーやポトフなどの肉料理に合います。また、癖の強いラム肉などの臭み消しにも使えますよ。
香りが強く、入れ過ぎてしまうと胃薬のような強いえぐみが出てきてしまいますので、臭み消しに使う場合は量を少量にしましょう。
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