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タイム
タイムもシソ科のハーブで、気品のある清々しい香りがします。こちらもローリエの香りとは違いますが、肉の臭み消しに使われているため代用として活用できます。
使用される代表的な料理は、スープやムニエルなど。ローリエに比べて風味が強く出やすいため、量に気を付けてくださいね。タイムはハーブの中でも一番と言われるほど強力な殺菌、抗菌作用があるといいます。
葉っぱを煮出したハーブティーでうがいをすると、風邪予防の効果も期待できるようですよ。
セロリの葉
セロリの葉が食べられることをご存じですか?実は、葉の部分も食べられるセロリ。セロリの葉は、セロリの茎よりも栄養が豊富です。セロリ独特の香りで、肉や魚の臭み消しにも効果があります。
ローリエと風味は異なりますが、素材によい香り付けをしてくれるので、ローリエの代用につかってもお料理はおいしくできますよ。自宅にセロリの葉が余っていたら、ローリエを使わない煮込み料理にも活用するとよいですよ。
コリアンダー
コリアンダーは、地中海東部原産のセリ科の植物です。独特の芳香がある葉や茎、果実は、古くから野菜、ハーブ、香辛料として世界各国で食用とされてきました。日本では「コエンドロ」、中国では「香菜(シャンツァイ)」、タイでは「パクチー」と呼ばれています。
コリアンダーとパクチーの明確な線引きはありませんが、日本では、香辛料などに利用する種子(コリアンダーシード)や葉を乾燥したもの、それらを粉末状にしたスパイスのことをコリアンダーと指すことが多く、薬味や葉野菜として利用されるものをパクチーと呼んでいます。
コリアンダーの完熟した種は、葉とは異なるマイルドな香りで、生の葉の独特の香りはほとんどありません。ピクルスやマリネなどの香りづけに種の形のまま使われることもあるので、ローリエを使うピクルスなどに代用が可能です。また、カレーにもよく使われるスパイスのひとつ。ビーフカレーやシチューに入れるローリエの代わりになるでしょう。
バジル
イタリア料理に欠かせないバジルには、ローリエと同じ香り成分シネオールが含まれています。これによって、ローリエの代用として同じように使えます。
ナツメグ
挽き肉料理に欠かせないスパイスと言えば、ナツメグです。ナツメグは、肉やバター、生クリームなどの動物系の臭みを抑え、風味とのバランスを整えてくれます。
ローリエにも含まれている甘い香りの成分が臭みを消してくれることから、ローリエの代用に使えます。
ローリエもハーブもない!お肉の臭みを取る方法
さて、ローリエの代用ができるハーブ類をご紹介してきましたが、ローリエもハーブもないという時はどうしたらいいのでしょう。次は、そのような時でも、肉の臭みを取る方法をご紹介します。
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