2. 空気に触れさせない

お米は空気に触れると表面が乾燥してしまいます。そのため、できるだけ空気に触れないように保存方法を工夫することが大事。密閉容器のほか、ペットボトルに入れて保存するのもおすすめです。

ペットボトルであれば立てたり横にしたりできるので、冷蔵庫の空きスペースを上手に利用できるメリットもあります。

3. 米びつに入れて保存する

お米を長く保存するなら米びつを使うのがおすすめ。その理由は、米びつに入れると密閉性が高くなってお米の劣化を防げるからです。また米びつによっては計量が簡単になるものもあるので便利ですよ。

最近では冷蔵庫用の米びつも販売されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

4. 害虫の侵入を防ぐ

長く保存したお米には虫が付いてしまう場合があります。袋が劣化してしまい、外から侵入することも。

隙間や穴のない容器で保存すると虫の発生を防げます。また保存容器に虫が嫌う唐辛子を入れておくのも効果的です。
▼お米の詳しい保存方法はこちら

食べられないお米の見分け方

変色している

暑い時期になると、お米が黒色や茶色、灰色などに変色することがあります。このような状態が見られるときは、お米についたカビ・菌が繁殖している可能性があるので注意が必要です。

また、研いだときに水が黒ずむ場合も要注意。カビが繁殖している可能性が高いので、食べずに破棄するようにしましょう。

カビが生えている・虫がわいている

お米を見たときに明らかにカビが生えていたり、虫がわいている場合も食べないようにしましょう。前述したとおり、カビはお米の変色や研ぎ汁の色合いでも判断できます。

お米にわく虫は繁殖力が強いので、一匹でも見つけたらほかのお米に卵を産んでいると考えたほうがいいでしょう。洗ったときにお米が浮いてきたら虫がいる可能性があるので、破棄するようにしてください。

異臭がする

お米のにおいを嗅いだときにカビくさいにおいや酸っぱいにおいがした場合は、腐敗している可能性が高いため食べないようにしましょう。

このような状態のお米はたとえ加熱調理をしたとしても、完全に殺菌することはむずかしい面が。安全のためにも破棄することをおすすめします。
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